「野村」に関する名言
の名言・格言
現役時代にホームラン王を獲得した翌年、スランプに陥りました。そのとき先輩に言われました「野村よ、ぶん殴ったほうは忘れても殴られたほうは忘れないぞ。勝負だから、相手から自分を見ることも大事なんだ」と。殴られたら殴り返すという当たり前のことに気づかなかった。自分ばかりでなく相手も変わることに気づかなかった。先輩の、あの言葉は未だに耳に残っています。このときからですよ、データに夢中になったのは。相手の自分に対する攻め方が変わったのか変わらないのか。それを知るにはデータしかなかった。
の名言・格言
野村(克也)監督は、ただ選手を感情的に叱り飛ばすのではなく、理詰めで「どうすべきだったか」まで含めて説教をされます。非難のされっ放しだと、選手としては「じゃあ、どうすればいいの?」という気持ちになりますが、根拠のある叱り方をしてくれるので納得ができるのです。
の名言・格言
叱られるのはたいてい、できの悪い部下になりがちです。しかし、叱り上手の上司は最も優秀な部下を叱ります。なぜなら、一番できの悪い部下を叱ると、本人の気持ちが投げやりになるだけでなく、チーム全体の士気も下がってしまうからです。逆に一番優秀な同僚が叱られていると、「あの人ですら叱られている」と周りの気持ちが引き締まるものです。実際、ヤクルトスワローズが優勝したときに、野村監督に一番叱られていたのは古田捕手だったといいます。
の名言・格言
狭い業界の中でとにかく勝ちたい、そういうことは短期的な理由で先に誰かにいかれちゃうこともあるわけで、そういう時にそれを目標にしておくと、 それができないだけですごいショックを受けて動揺してしまう。私の場合、「競争相手はどこですか?」って聞かれたら「郵便局です」と答えていますが、「そ れはさすがにないでしょう」と言われたら「じゃあ、野村証券」と。こういう風に言っていると案外気が楽で、そんな理由で理念は遠いところにおいてい ます。