「苦労」に関する名言
の名言・格言
愛は金で買えないと詩人は言い、 金より大切なものがこの世には存在すると説教師が言う。 ならば、金を稼ぐことすらこんなにも苦労するというのに、 どうしてそれより大切なものが我々の手の中に入るのだろうか。
の名言・格言
私は、他人の真似をするのが大嫌いである。私は真似が嫌いだから、うちはうちの作り方でやろうということで苦労をしたわけである。しかし、かれらに追いつくまでに時間をかけて努力したことが、追いついてからのちの技術力の差になった。
の名言・格言
優れた者となるためには、人の数倍の努力と苦労をしなければならない。人の寝るところは半分にし、人の食うところは半分くらいにしても、努力するところは人の10倍も20倍もやるだけの元気がなければならぬ。
の名言・格言
お金になんて興味がないという人がいます。人生そこそこの生活が出来ればいいんじゃない。お金のために苦労するなんて。と考える人たちです。そういう人を全否定するわけではありませんが、若い人にはもっと上を目指してほしいのです。近年、ニヒリズム的な人たちが増えている要因の一つとして情報通信の発展により人類のフロンティアがなくなってしまったなどという、もっともらしい理屈を述べる人たちがいます。しかし、人間は世界のすべてを踏破したなどというのは本当におこがましい話で宇宙どころか地球上、たとえば深海や海中なんかもまだほとんど解明されていないわけです。
の名言・格言
みんなは僕が苦労してきたと思うみたいなんですが、僕は苦労はしていないんです。もともと安易な考えで飲食業をはじめましたから、わかりやすいことしかやってきていないんですね。普通の人から見れば、それはすごい苦労なのかもしれない。でも僕は、もともと苦労をあまり感じない方なんです。
の名言・格言
低迷している事業のほとんどは、現金の流入ではなく、流出するのを防ぐのに苦労している。ポケットに穴が開いているかのように、すべての儲けが気付かぬうちになくなっている。給与、設備、インフラといった間接費が、乾ききったスポンジのように利益を吸い取ってしまうのだ。そうだとしたら、おそらくマーケティングの投資利益率を測定していないことが大きな穴のひとつだろう。
の名言・格言
「道理は通じる、努力すればうまくいく」と思っているから、ストレスがたまるんですよ。「うまくいかないのが当たり前」と思えば、そうした気苦労はなくなります。
の名言・格言
情報が氾濫している今だからこそ、自分に情報の選択能力がない分野では、まずできる人からわかりやすく話を聞くことが、今後は言ってくる情報を有用に活かす能力を身につけることに直結する。テクノロジーが発達し、昨日までつかえていた技術がいつ時代遅れになるのかわからない時代だから、苦労して時間をかけて新しい技術を身につけるより、できるやつからは辞めに教わった方が賢い。
の名言・格言
ものごとが上手く進んでいるときは、いつか転げ落ちることだってあります。逆に大変なときは、この苦労がいつか自分の力になって返ってくると思えばいいのです。以前、上司に「失意泰然、得意淡然(失意のときには泰然と構え焦らず、上手くいっているときは淡々と構え驕らない)」と教えられました。私自身、失意のときこそ慌てずどっしりと構え、上手くいっているときは調子に乗らず、謙虚に努力したいと思っています。
の名言・格言
スランプに陥った原因は2つでした。1つは一生懸命に体を酷使さえすればいいと思っていたこと。本来の問題は何かを考えず、ただ練習量を増やせば次の扉が開くと思っていました。もう1つは間違ったプライドを持ってしまったこと。優勝者として後輩たちの前で格好のいい完璧な練習ばかりするようになった。みっともなく失敗する練習を避けて、得意な練習ばかり。それがスランプから抜け出せず、苦労した原因でした。
の名言・格言
人間は常に自分の運命を生きているのであり、苦しみも悲しみも一回限りの大事な人生の欠かせない一コマといえるのではないでしょうか。苦労や努力の結果がどうであれ、運命を素直に受けとめて、現在を精一杯生きることに人生の本当の価値があり、その積み重ねで結果的に人として成長して人生もよい方向に開けていくのだと思います。
の名言・格言
出光の人材育成は、徹底した現場主義です。現場で、大変な苦労をするからこそ人は育つのです。そうした経験を積み重ねるうちに、自然に出光の理念を体得していきます。
の名言・格言
いま野菜の価格がものすごく高いですね。不順な天候の中、苦労して作ったものですからこれくらいの価値は当たり前だと農業に携わる方は言いますが、あまりに高価なレタスは見向きもされず売れ残ってしまいます。余ったレタスはもう捨てるしかないわけです。そう考えますと、お客様が判断する商品の価値は、商品を作った側の苦労とは関係がないんです。それが商人の世界です。
の名言・格言
こう見えても、自分は独立した一個の商人だ。飢える気遣いははない青年だ。国の母や君に金をもらうケチな考えはない。 【覚書き|福沢桃介と福松商会を創業し金に苦労しているのを見た同郷人に「なぜ実家から金をもらわないのか。いま私が持っている金を置いていこうか」と聞かれたときの発言】
の名言・格言
経験から確かに言えるのは、簡素で懸命な暮らしをすれば、この世で生きていくことは苦労でなく楽しみとなる。大部分の快適なものや、いわゆる生活を楽にする者の多くは、無くてすむばかりか明らかに人類の進歩の妨げになる。
の名言・格言
仕事というものは男にとって自己表現、自己主張であり、生きることの証なんです。仕事をするということは自分を開発し発見していくことに他なりません。ですからどんな仕事にしろ受け身では仕事の中に生きがいを求めるのは無理、前向きの姿勢で意欲的に取り組んでいかなければ駄目です。仕事のための努力や苦労は、より大きな自分を育て上げるための自己投資です。
の名言・格言
成功のあいうえお・カキクケコ あ(諦めない) い(威張らない) う(裏切らない) え(えこひいきしない) お(驕らない) カ(感謝を忘れるな) キ(協力者の立場を尊重せよ) ク(苦労は進んで担え) ケ(健康に注意せよ) コ(公共のために尽くせ)
の名言・格言
今日までの第一物産を築いてきた社員諸君は、建設期の苦労をいやというほど味わってきた人たちばかりである。これらの人たちの同志的な結びつきが今日の力を培いえたのだと思うし、将来に対してもこの信念は変わらない。 【覚書き|第一物産はGHQにより解体された三井物産の一部。その後、旧三井物産系会社と大合同し、現在の三井物産になる】
の名言・格言
たとえ1%でも安く仕入れれば、それだけ会社が得をする。商売というものはそこまで厳しくやらなければいけないというのが、山地土佐太郎社長の信念であった。計算にうとく、子供のころからあまり苦労しないで育ってきた私には、山地さんのこの実地教育は大変薬になった。 【覚書き|外交官から民間の漁業会社に移った当時を振り返っての発言】
の名言・格言
仕事は本当につらかったが、気持ちは苦しくなく、むしろ愉快だった。俺はこういう苦労をしにわざわざ米国にやってきたのだ、という信念があったからである。 【覚書き|牧場経営を学ぶために米国の牧場で働いていた時期を振り返っての発言】
の名言・格言
どんな場所でどんな仕事を与えられても、視野を広くして勉強さえしていれば、いかなる仕事も、そのもととなる芯は同じものだと思う。もちろん、私がすべてをその通り実行してきたと思わないが、過去にいろいろ苦労してきて、初めてこういうことがわかり、いまはそれが自分の信念になっているといっても差し支えないところである。
の名言・格言
今でこそ苦労は買ってでもやろうと勧めておりますが、中学の時には、マラソン大会を逃げようとした経験があります。当時、太っていた僕は「どうせビリになる。かっこ悪いし、女子の前で恥をかきたくない」と敵前逃亡を企んだのです。その僕に、親父は「絶対出ろ」とも「出なくていい」とも言わなかった。フンと鼻で笑って「まあ、アゴを上げるなよ」と言ったんです。アゴを上げるとは「音を上げる」って意味ですね。そう言われた僕は、バカにしやがって見下すなとイラッとしました。同時に、逃げようとしたこと自体を叱るでもなく、うまくかわしてくれたのがありがたいとも思いました。それ以来、「アゴを上げない」が、僕の信条になったんです。
の名言・格言
私が最も重視するのは「早期・重課・鍛錬主義(早いうちに、重い課題を与え、鍛え上げる)」である。どんな人でも若いうちから、能力を上回る程度の仕事を与え、厳しく鍛える。そのような困難に立ち向かい、努力を重ね、苦労を積まねば人は育たぬ。実力と人間は形成されぬ。教育はキレイごとではダメなのである。
の名言・格言
欠点が邪魔をして前進できないのではないかと取り越し苦労をするのはやめること。人間は神の創造物であり、志を高く持てばどんな夢でもかなうのだと折にふれて思い出すようにしよう。自分は飛べると思ったら本当に飛べるのです。失敗するのではないかなどと2度と考えないこと。心に思い描いていることを人生の青写真にするのです。さぁ、笑いましょう!
の名言・格言
粉飾決算は絶対にやってはいけない。売上が目標に届かなかったときの不安や動揺はわかるが、そこは歯を食いしばって耐えなければいけない。いったん誘惑に負ければ、あとは地獄が待っていると言っても過言ではないだろう。ひとたび粉飾に手を染めたら最後、毎月毎月、必死になってごまかしつづけなければならないのだ。悪事を働いているのだから同情の余地はないが、それはそれは大変な苦労だ。しかも嘘はいつか必ずばれる。
の名言・格言
人間は長期間苦しさには耐えられない。苦労が長いこと続くと嫌気がさしてしまうものだ。私の「二年間で復配」宣言はそれくらい短期間でやらなければ再建は成功しないという読みがあったのです。三年計画、五年計画では長すぎて、社員の我慢の限界を超えてしまうのです。宣言通り、二年目でツガミは復配にこぎつけました。二年間という目標期間を設定したことが、社員の勤労意欲となり、また復配宣言によって得意先の協力が得られたのです。
の名言・格言
人は艱難はともにできるが、富貴はともにできぬ。 【覚書き|人間は理想や志への挑戦に対し大勢が一緒になって苦労することはできるが、富や名誉を求めるために大勢が一緒に行動することはできないという趣旨の発言】
の名言・格言
私は兵士のために大きな苦労を忍んできた。お前たちの誰が私のためにそれほど苦しんだというのか。傷跡のある者は見せてみよ。その者は私の傷跡を見よ。お前たちの栄光と富のため、私は傷を受けたのだ。そしていま、私はもう戦いにかなわぬ者たちを、故国の人々がうらやむほどの身分にして帰郷させようとしているのだ。それなのにお前たちは皆を背き去ろうとしている。行くなら行ってしまえ。 【覚書き|長期遠征に耐えきれなくなって不平を漏らした兵士たちへの言葉】
の名言・格言
天下に先んじて憂い、天下に遅れて楽しむ。 【覚書き|破綻寸前の財政難の中、17歳で藩主になり、苦労に苦労を重ねて肥前佐賀藩を躍進させた自らの人生について語った言葉。】
の名言・格言
1980年代の株価暴落の原因は、機関投資家と称され、余剰資金を持つ生命保険会社や信託銀行などの、大口の投資家がその有り余るカネで株を買 い、相場をつり上げ操作していた結果。苦労して稼いだ自分のカネなら大事に使うのだろうが、他人のカネということでその扱い方がズサンなのだ。自分の実力 以上の思惑に走ってしまうのである。
の名言・格言
チャップリンは幼少時代ひどい苦労をなめた。貧しさのあまり頭が変になった母とチャップリンは二人暮らしになった。父を5歳で失った時に母は発狂した。腹違いの9歳の兄はこの家から逃れて船のボーイになった。5歳のチャップリンは食べるものがなくなってマーケット裏に捨てられた残飯を拾ったこともあったという。その苦労がのちのチャップリン喜劇の中でいかに生きて描かれているかがわかるのである。それにこの母が実は偉かったのである。気が鎮まって生気を戻すと、小さな我が子を枕辺に呼び「イエス様はお前が運命をまっとうすることをお望みなのだよ」と何度も諭した。つまり自殺をするなということである。それは小さな我が子に言うよりも苦しい自分に言って聞かせたのであろう。そのチャップリンの苦労がのちに幸せの花を咲かせたのである。思えば神様は人間を豊かに幸せにするためにいつも苦労させるのだ。
の名言・格言
人間は安楽に満足して生きたいと思うが、自然は人間が安楽と無為の満足に甘んじさせずに、苦労や労働に打ち勝つ手段に知恵をしぼらせようとして、苦労や労働の中に人間を放り込む。
の名言・格言
何故私たちにできないものはないのかというと、要するにできるまでやるからです。今までの蓄積を体がすべて覚えているんです。だから一度覚えた技能は忘れることがない。苦労が多く、不良品がたくさん出るような難しい仕事もあります。でもやってできないものはないんです。
の名言・格言
会社というのはある意味でいうと、人間がたくさんいる工場みたいなものでして、大変苦労することがあると思うんです。だけどその中で、自分を見失わないようにしていく。あるいは自分がほかの人と一緒であればいいかなというそんな甘い考えを持たないで、自分は自分なのだ、自分はこれをする使命があるのだ、自分はこれをしたいのだ、ということをはっきりしていけばいいんです。
の名言・格言
派遣した人材は困難に挑んできて苦労し、腕も人物も一層磨いて帰ってくる。こうして利他が自分の利益となって結実していくのを見るのは楽しいものだ。【覚書き:中越パルプ工業、東洋パルプなどの業界他社再編のために自社の優秀な人材を派遣したことを振り返った発言】
の名言・格言
ウィスキーの仕事は私にとっては恋人のようなものである。どんな苦労でも苦労とは感じない。むしろ楽しみながら喜んでやるものだ。 【覚書き:京都の山崎に日本初の本格ウィスキー工場を建てた当時を振り返っての発言】
の名言・格言
私が昭和39年の入社、奥田(碩)にしても昭和30年入社ですから、労働争議そのものは生で経験していません。でも、若いころに諸先輩方たちから辛酸をなめた時代の話を集中豪雨的に聞いていますから、身にしみついているんです。ただ、いまは豊かな時代に育って入社した世代ばかりです。苦労性と言われるかもしれませんが、語り部として危機感を後進に語り継いでいるつもりなんです。