「舞台」に関する名言
の名言・格言
妙なもので、舞台が失敗と決まると、かえって気は軽くなり、心の重荷も降りた。アメリカには、ほかにチャンスがいくらでもある。どうして舞台ばかりに噛り付いているのだ?何も芸術に一生をささげたわけじゃない。商売をかえろ!私はようやく自信を取り戻しだした。そうだ、どうなろうとアメリカで頑張ろう。そう私は決心した。 【覚書き|最初のアメリカ巡業が失敗に終わったときを振り返っての発言】
の名言・格言
これは劇というものの真髄をとらえている。観客を考慮に入れているからだ。観客は役者よりも事情をよく知らされている。どこに間違いがあるか知っていて、何も知らずに運命へと突っ走る舞台の上の可哀想な人物たちを憐れに思うのだ。 【覚書き|上記は弟子の作品に対する賛辞】
の名言・格言
私は毎日、二時間の基本レッスンをやっています。これは私の舞台を支えている大事なレッスンです。一日基本レッスンを怠ると、自分の体が不調になるのがわかります。二日怠ると、パートナーにわかります。そして、三日怠ると多くの人にわかります。
の名言・格言
稽古して稽古して稽古して。これでもかというほどけいこしておかないと安心して舞台に立てません。一つのことに執念を持ち続ければ必ず大きな力になり、執念を失えば何もかもはかなくついえてしまいます。
の名言・格言
槍の穂先が上がっている敵は弱く、下がっている敵は強い。敵の槍の長さが揃って見えるのは足軽舞台で、そこに向かうのは利がない。槍の長さが不ぞろいなのは、身分のある敵であるから、そちらに向かえ。敵の気力はある時間で衰える。そこで一拍子に突きかかることだ。
の名言・格言
全世界は一つの舞台であり、すべての男と女はその役者にすぎない。彼らは退場があり入場があり、ひとりの人間が一度の登場で多くの役を演じる。