「肯定」に関する名言
の名言・格言
あらゆる新製品の開発には、まず否定的なデータがふんぞり返っている。だが、かすかにポジティブな面が顔をのぞかせているはずだ。そこで否定的な面だけに気を奪われていたら、技術革新も何も生まれてくるはずがない。否定面をかなぐり捨て、わずかばかりの肯定面にしがみつくような人間でないと、いまの会社では通用しない。
の名言・格言
日誌をつけるポイントは、マイナスを反省するのではなく、自分で自分を褒めることです。日誌をいい意味での自画自賛ツールにするのです。仕事で上手くいったこと、いかに壁を乗り越えたか、上司からの励ましなどのメモの蓄積は、心の栄養となります。自己肯定感が高まり、自分の存在価値や居場所があることを再認識でき、スランプに陥っても振り返って読み返せば急速充電できます。
の名言・格言
女性に謝罪するときに相手が取り乱していたら、まずはその怒りを肯定してください。「お怒りはごもっともです。○○さんの感情を害してしまって、本当に申し訳ありません」とひたすら謝りましょう。そして相手に言いたいことを全部吐き出してもらいます。何度同じことを繰り返されても、「それはさっき聞きました」などと口が裂けても言ってはいけません。謝りながら、なんとか相手を褒めるポイントを見つけてください、「そこに気づいていただけるのは○○さんだからこそ。ご指摘いただき非常にありがたいです」と相手を持ち上げ強がら事態の収束を図ります。泣き出されてしまうこともあるかもしれません。そういうときはひたすら共感作戦です。「あなたのおっしゃることはまさにその通りだ」と仲間意識を醸し出す方向での対応が効果的です。
の名言・格言
本当に、知らず知らずに相手を否定するのは怖いことです。たとえば、自分がセールスマンのころ、上司と取引先を訪ねました。そのとき取引先が、某社の偉い人と友達だって言うと、その上司は何を考えたのか、「私はもっとすごい人と友達で」みたいに張り合いました。当然、商談は不成立。これだって、「すごいですねぇ!」って肯定するクセをつけておけば、逆にいい気持ちにさせられたはずです。
の名言・格言
たいていの人は自己暗示をかけるときに「私は……だ」という肯定の言い方をする。たとえば、「私は我慢強い」「私はますます我慢強くなってきた」のように。「私は……だ」の自己暗示も効き目はあるが、それでは主として知的レベルの認識を誘いがちだ。もっと感情に訴え、心の奥に届くような方法で語りかければ、あなたのもっと深いところに自己暗示をかけることができる。
の名言・格言
相手との相違点を尊ぶことだ。誰かがあなたの意見を否定したとしても、次のように言ってみたらどうだろう。「よかった。あなたは私と違う意見を持っている」異なる意見に対して賛成する必要はないが、彼らを肯定することはできる。そして、理解するよう努めることができるのだ。
の名言・格言
ドラスティック(徹底的)な革新運動はそれまでの常識を持ち出して、はなから無理だとしてしまったからできないんですね。そこで、現状肯定と過去習慣の延長は全部ご破算にして、おおっぴらに自己否定をするところから始めました。こうでなければ我々は成立できないという目標と枠組みを作って全員を追い込みました。
の名言・格言
私にとって最も不快なものは、あきらめである。あきらめきれぬという言葉は、あきらめを肯定してそれに到達しえぬ場合にのみ用うべきものである。私は諦めを敵とする。私の日々の努力は、実にこの諦めと闘うことである。
の名言・格言
楽天主義というと人はすぐ「いいかげん」とか「気楽さ」とか「人の良さ」とか「うすのろ」とか連想するらしいが、楽天主義とは凄まじきものである。殺されたって「人を信じ通す」という人生観を変えないのだ。人間は素晴らしい。自然は素晴らしい。生まれてくるってことは素晴らしい。死ぬってことも素晴らしい。病気になるってのも素晴らしい。という風に、徹底的に信じ通すのだ。肯定、肯定、絶対肯定してゆくのだ。
の名言・格言
私は劣等感を肯定し、駄目な俺が失敗してもともとやという居直り精神から再出発した。小さなプライドを捨てた。見栄や気負いもなく、無欲恬淡に手当たり次第のことをやってきた。他人に笑われることを恐れなくなったおかげで、本当にいろいろなことができた。
の名言・格言
終身雇用の良さは、社員が長期的に物事を考えられることです。こうした環境は、流動的でぷっつんぷっつんと切れるアメリカ型の環境より優れていると思います。日本のジャーナリズムは、日本のコアコンピタンス(競合他社に真似できない核となる能力)を古臭いと言ってけなすけれども、あまりに自虐的で嘆かわしいですね。もっと日本の企業風土の特徴を肯定し、誇りを持たなければいけないんじゃないですか。