過去の名言から知り、今の生活に生かす

kakoshiru

「給料」に関する名言

山田昭男(未来工業創業者)

の名言・格言

世の経営者に対して、ひとつ意見しておきたいことがある。一般的に、会社で一番給料が安いのは、入社したての女性社員だろう。その女性社員でも、自動車は自分の給料で購入している。そんなのは当たり前のことだ。「ウチは給料が安いから、社員には自動車を一台ずつ買ってやろう」などと考える社長は一人もいない。ところが、会社で一番高い給料をもらっている社長は、自分の金で自動車を買わない。必ずといっていいほど会社の金を使い、女性社員よりもはるかに高級な自動車を購入する。そして会社の金でガソリンを入れ、会社の金で車検を受けて、その車をプライベートの遊びにも使っている。そんな社長の姿を見た社員が、果たして会社のために頑張って働いてくれるだろうか。私は絶対に一生懸命働いてくれなくなると思う。普通の人間ならバカバカしくなって当然だろう。たかだか4000万円の所得を上げられない、つまり儲かっていない中小企業の社長が、会社の金で高級車を買うのは、すぐにやめるべきだと思う。そうではなく、社長も自分の給料の中から、身の丈に合った自家用車を購入すれば、それだけで社員を感動させることにつながるはずだ。

山田昭男(未来工業創業者)

の名言・格言

給料以外にも、社員に臨時収入を与える独自の仕組みがいろいろある。当社では、作業着を貸与しておらず、仕事中に作業着を着るか着ないかは社員の自由にした。そもそも社員全員がおそろいの作業着を着る意味が、私には分からない。きちんと仕事ができれば、服装などどうでもいいと思っている。もちろん、なかには作業着を着たいという社員もいるから、作業着を買えるだけの現金を全員に支給している。作業着を着るかどうかは自由なのだから、何に使おうと社員の勝手。ポイントは、銀行振込ではなく現金を直接手渡すということだ。妻帯者のほとんどは奥さんに財布を握られているから、小遣いが乏しい。作業着代は個人的な小遣いに回しても構わないから、社員は喜ぶ。喜べば、またさらに頑張って働いてくれる。

平野岳史

の名言・格言

(起業する直前)退社するのをやめちゃおうかと思ったんです。会社にいれば守られているわけですし、自分でいうのもなんですけど、すごく業績が良かったんです。給料も高くて、仲間もいいやつが多いし、だんだん辞める理由がなくなってきちゃって、こんなところで辞めなくたっていいんじゃないの、うまくいけば専務、最低でも部長にはなれるぞ、ともう一人の自分が言うわけです。

山田光成

の名言・格言

給料日の5日前くらいになると、もう財布の中は空っぽで、子供たちにひもじい思いをさせなければならない。どうして、シャケの切り身を行く切れか買い、好きなビールの一本も買い、子供にはチョコレートの数枚も買って、一家団欒の楽しい夕食にすることができないのか。一生懸命働いている人には、信用という無形の財産があるではないか。 【覚書き:第二次世界大戦後の混乱の中で月賦販売を開始した志をふりかえった言葉】

冨安徳久

の名言・格言

「人は何故生きるのか」「なぜ働くのか」。この生き方の本質を理解しないと、給料のためだけに働くことになってしまう。

フィニアス・バーナム(P・T・バーナム)

の名言・格言

私なども、たとえば商人としては絶対成功していなかっただろう。実際、何度かやってみたがダメだった。私は山師のような性分なので、毎日決まった給料をもらうようなサラリーマン的な生活は耐えられなかった。もちろん、私とは正反対に毎月安定した収入がなければ嫌だという人も世の中にはたくさんいる。自分に合わない仕事は避けたほうがいい。

嶋田卓彌(嶋田卓弥)

の名言・格言

近江商人は伝統として主人は直接経営に携わらず、丁稚から叩き上げた有能な番頭に各地の店を任せてやらせるというしきたりであった。またそのために新しく入ってきた丁稚小僧を、将来の幹部、近江商人の伝統を引き継ぐ人間にするための人づくりを行ったものだ。給料も最初は低賃金。むろん最低の人件費に抑えるという考えもあったろうが、極度に質素な生活に耐え抜く意思の強固な人間をつくるという意味も加味されている。夜は習字、算盤、閑散期には礼儀作法から謡曲の稽古をさせ、将来立派な商人としての幹部を育成するという考えがその底には流れていた。

エルバート・ハバード

の名言・格言

給料以上のことをしない人は、いま以上の給料は得られない。

水谷孝次

の名言・格言

お金やモノが幸福の尺度になる時代は、早晩、終わりを告げます。では、次なる尺度は何か。それはメリー(楽しさ)です。たとえばクルマのセールスマンなら、これまではたくさん売って表彰されたり、給料が上がったりするのが働く動機でした。これからは、お客さんからの感謝の言葉や、笑顔をどれだけもらえるかを、みんなが目指すようになるべきなのです。

ダン・ケネディー

の名言・格言

給料を2倍にしたいと本気に思っているなら、答えは簡単である。自分の価値を3倍にするための行動をとればいいのだ。

江夏豊

の名言・格言

勝つことと、金儲けをすることが、わしの心理の上で直結していたわけではない。案外おカネには淡泊やった。プロ入り以来契約更改で揉めた記憶もない。おカネのことでごちゃごちゃするのは好きじゃなかったのだ。そりゃ、人間だからわしも一銭でも多く給料はもらいたい。でもこちらの期待する年俸が提示されなかった年でも、わしはポンポン印鑑を捺してきた。カネがもっと欲しけりゃ、来年もっと頑張ればええ。もっと勝てばええ。要は勝つんや。こう思って生きてきた。

オグ・マンディーノ

の名言・格言

ひとたび明日から給料以上の働きをすると心に決めたら、人生に奇跡が起こり始めます。現在何で生計を立てているか、仕事のいかんにかかわらず、毎日給料以上の働きをすれば、生活はすぐさま向上しはじめます。費用は全くかからないのに効果は抜群で、このルールに従えば人生は永久に変わります。

河合滉二

の名言・格言

私の好きな豊臣秀吉も努力の人である。彼は自分に与えられた仕事の中で、常に最善を尽くして一歩一歩のし上がり、ついには天下人にまでなった。現代のサラリーマンは、自分は何も努力せずに上司が認めてくれないと嘆く。あるいは、給料や待遇といった目先のことばかり考えている若い人も多い。自分本位の甘ったれなのだ。総じて現代人は賢くなったようだ。そつのない平均点人間が多すぎる。だから人生も平板で、ひとたび乱があると動揺して対処できなくなる。

松下幸之助

の名言・格言

半日分の工賃の損失は、長い目で見れば一時的の損失で問題はない。松下電器は将来ますます拡張せんものと考えているときに、せっかく採用した従業員を解雇することは、経営信念のうえにみずから動揺をきたすことになる。 【覚書き|昭和初めの世界恐慌のとき、従業員を一切解雇せず、給料も据え置いたときの発言。生産時間を半日に減らし、余った時間は全社員で在庫を出来る限り売りさばくことに費やすことで経済危機を乗り切った】

宗次直美

の名言・格言

部下たちが自分の職責をきちっとまっとうしない、いつまでもやらないでいるときは、私は怒り狂い「給料泥棒」と言うこともあります。もちろん相手によって強弱をつけますよ。十人十色です。この子にはここまでやったらいかんな、この子には後でフォローをしとかんと……。それをどこまで見分けられるかがポイントです。自分でいうのは何ですが、どういうわけか社内では慕われていますよ(笑)。それは愛情をもって接しているからだと思います。

和田秀樹

の名言・格言

医者になる、小説家になる、ベンチャー企業を興すなど、いろいろな夢を持つことは重要だ。しかし、その夢のために今すぐ会社を辞める必要はまったくない。働きながら新しいことを始めたいという場合には、リスクヘッジのため、クビになるまでは会社にしがみつけばいいと思う。会社から給料をもらいながら、新しいことが始められるように、ギリギリのところで折り合いをつけるのが賢い道だ。

西村英俊

の名言・格言

会社の中であなたが一番高い給料をもらっているのですから、社長、あなたの時間は単位当たり、一時間当たりで会社にとって一番高いのです。ですからその高価な時間を、一番効率よく使ってもらわなければならない。

長島徹

の名言・格言

リーダーになるのは、積極的なマインドをもった人材だと思います。従来どおりの仕事をやって、給料さえもらえればいいという考え方では、リーダーにはなれません。

蒲生氏郷

の名言・格言

第一、家中には情を深くし、知行(給料・報酬)を授けるように。知行ばかりで情がなければ、万全とは言えない。情ばかりで知行がなくてもこれまた虚しいことだ。知行と情とは車の両輪、鳥の両翼のようなものだ。

福原義春

の名言・格言

会社に入ったら会社のために働くことは当たり前です。会社はそのために給料を払っているわけですから。だけど、会社という場を使って、自分を人間として大きくしていくにはどうしたらいいだろうかということを考えることが大切だと思うんです。会社に入れば会社が自分を大きくしてくれると思っているのは間違いです。あなた自身の成長が会社を大きくしていくのです。

松井道夫

の名言・格言

私は社員に「給料をもらって働く人」は辞めてくださいと言っています。必要なのは「働いて給料をもらう人」だけです。両者には大きな違いがあります。江戸時代、魚河岸(うおがし)に魚を売る商人がいましたよね。彼らはいくら朝早くから魚を売り歩いて努力したとしても、結局魚が売れなければ何もしなかったことになります。商人とは本来そういうものなのです。

和田秀樹

の名言・格言

サイドビジネスをはじめたいという場合でも、会社を辞める必要はない。就業規則がどうなっているかにもよるだろうが、副業をやっているからクビだとは言いにくい社会情勢になっていると思う。むしろ、会社側も職と給料を保証しきれなくなっているから、副業でもやって自分でお金を稼いでもらいたいというのが本音だろう。

カルロス・ゴーン

の名言・格言

私は「努力」という価値を、「結果」という価値に置き換えることにしました。たくさん働いたという事実が、結果を出したという事実より重要になってはいけません。いくら働いても結果を出せない人もいます。私の場合も、たとえ一日16時間働こうが、そんなことは関係ありません。私はオフィスで過ごした時間ではなく、出した結果で給料をもらっているのですから。

竹田陽一

の名言・格言

従業員は自分が身につけている能力を商品として会社に販売し、その代価として給料をもらっています。商品に相当する能力が100人中40番以下であるなら、その人は低級品を売り込んでいることになります。当然給料も安い。

ハワード・シュルツ

の名言・格言

私は1982年に給料の良い一流会社を辞め、五店舗を構えるシアトルの小さなコーヒー小売会社、スターバックスに転職した。この会社の現状にではなく、将来性に惹かれたのだ。私はたちまちスターバックスの情熱と本物志向に心を奪われた。 【覚書き:家庭雑貨を扱うスェーデン企業ハマープラスト・アメリカ支社の副社長兼総支配人の地位を捨てスターバックスに入社した時を振り返っての発言】

伊藤雅俊(イトーヨーカドー)

の名言・格言

いまの日本経済は明らかに肥満体質になってしまって、動きが取れない。どこを見ても過剰設定になってしまったわけです。そう考えれば、給料が三割減になるか、人数が三割減になるか、銀行や証券会社が三割減になるか、それくらいでバランスが取れるのではないでしょうか。

大山梅雄

の名言・格言

経営者は会社の株を握っておけ。給料でなく配当で生活するのが経営者本来の姿。配当は家賃のようなもので、人の家(企業)を借りておきながら、家賃(配当)を払えないのなら、さっさと家から出ていけばよろしい。【覚書き:企業再建家としての経営者観を語った言葉。配当は業績が悪くなれば無配になり、逆に業績が良くなれば配当も増やせる】

八城政基

の名言・格言

日本企業は従業員経営ではなく、スローガン経営だと思います。従業員のために経営をしていると言いながら、業績を上げて、他社より高い給料を払うことはできない。それから、余剰人員をじっと抱えて、生産に貢献していない人たちの給料まで払わないといけないということは、一生懸命働いている人にとってはマイナスになります。しかし、それはあくまでも現象です。雇用の根本問題は労働の流動性がないことだと思います。

福井威夫

の名言・格言

人間はそうとう高等動物です。だから本当のところ、成果主義では一生懸命働かないわけです。もう少し上位概念の意義が必要です。組織の中で自分は認められているんだという存在意義がないと、一生懸命に働くことはできません。給料、つまり数値で差は付くんですよ。しかし、これがすべてじゃない。もっと重要なことがあるということです。

秋沢志篤

の名言・格言

外の風に吹かれて、未知の世界と出会ったり、異なる言葉、文化に触れたり、考え方の違う人と語り合う中でいろいろと考えさせられることが出てくる。そこから得ることは、お金には換えられない満足感だし、社員の一人一人がそうした満足感を得ることによってジョブ・サティスファクション(職務満足感)にもつながっていく。だから、毎月のお給料の中から、少しずつ積み立てをして、世界のイベントにみんなで行くんです。そして、人と人とが触れ合う中で生まれる熱い思いを共感しているんです。

Copyright© kakoshiru , 2023 All Rights Reserved.