「経験」に関する名言
の名言・格言
僕はプロ野球選手としてたいした実績もないし、29歳のときにユニフォームを脱いでから、コーチの経験もまったくありませんでした。だから、将来自分のところに監督就任のオファーがくる可能性は、非常に低いだろうと考えていました。ただし、機会があったときに備えて、これからのプロ野球で求められる監督像やコーチ像について、自分なりに考えたり勉強をしたりしていました。とはいえ「まさか自分が監督をやることはないだろう」と思っていましたから、本気の準備がどこまでできていたかというと、ちょっと自信はありませんが……。
の名言・格言
以前、茨城県に新工場を立ち上げる際、5人の部長がそれぞれ自分の部下を工場長に推薦してきたことがあった。皆、自分の部下は優れていて、相手の部下は「協調性がない」「上役の言うことを聞かない」などと批判して、なかなか議論がまとまらなかった。そこで私は推薦された部下5人に円陣を組ませて、その中心で鉛筆を倒すことにした。倒れた方向の人を工場長にするという寸法だ。それぞれ一長一短あるのだったら、誰が工場長になっても同じと思ったんだ。人選を「重力」に任せたら、鉛筆は5人の中で一番経験の浅い若い奴を指し示した。茨城工場の従業員は数人からスタートして、その後、100人ほどの規模に拡大したけれども、その若い社員は立派に工場長の職務を果たしてくれた。
の名言・格言
指導者にとって大事なのは、選手と一緒にどれだけ成長していけるか。僕もまだ全然ダメだから、成長しないといけない。それは伸びしろがあるということ。選手と一緒に成長していければ、当然チームはよくなる。選手は試合で経験しながら成長できるけれど、我々は試合に出られない。選手の10倍は努力しないと、選手と一緒に成長できない。
の名言・格言
日本では2000年から在宅勤務を始めたが、世間一般での「在宅勤務を認めるか、認めないか」という議論を聞いていると、社員を野に放ってしまうと仕事をしないのではないか、という管理職側の不安がよく伝わってくる。だが実際に在宅勤務を導入してみた経験から言えば、社員が仕事をしないなどということは、まずない。社員は本当に一生懸命に働くようになった。現在、日本の経営陣のほぼ全員が、週に1回在宅勤務をしている。もちろん、中にはサボる人も出てくるだろう。だが、サボる人は当然ながら結果を出せないわけである。社員が出した結果に対してきちんと評価できる仕組みがあり、かつ評価基準がしっかりと整っていれば、野に放ってもみんな仕事をするのだ。
の名言・格言
エリアマネージャーは経験豊富でたくさん汗をかいてきた元店長ばかりです。鍋も振れるし、計数管理もできるから、店長のサポーターとなって具体的なアドバイスができます。
の名言・格言
テストは良い 一夜漬けで得た知識など 大人になったらほとんど忘れてしまうだろう それでいい 同じルールの中で力を磨き 脳みそを広げ結果を競う その結果から得る経験こそ 宝物だ
の名言・格言
人間には一生のうち二度や三度のチャンスはある。それを生かすか殺すかの決断のために、日常の努力と精進、そして真面目といった理論と実践とを通 じて日夜思考の訓練を重ねることが成功への確率を増進する。そのために数多くの真剣勝負を経験し、勝負勘を養うことだ。「勘」とは、経験の集積から湧き出 る真実的総合判断なのである。
の名言・格言
自分の経験を振り返って思うのは、「最大の苦手科目は、最大の得意科目になり得る」ということです。なぜなら、苦手意識があるからこそ、人は意識的な努力を積み重ねるからです。
の名言・格言
かつて経営者はゼネラリストでなければならないといわれた時期があるが、現在のように地球規模の激しい競争が展開されている時代において、あちらこちらの分野について少しずつ知識や経験を持った人では全く役に立たない。企業グループや企業を経営するプロ、すなわち経営のプロでなければならない。
の名言・格言
学生や卒業したてで起業したいなどという人には、クソして寝てろと言いたいです。(覚書き|学校卒業後すぐ起業することを戒めた言葉。社会的な慣例や常識、人づきあいや働き方を学んでから起業せよという激励。卒業直後に起業するインターネットベンチャー社長に数多く会って、経営手法や考え方に危うさを感じた経験から出た言葉かもしれません)
の名言・格言
私が無一文になったとき、失ったものは財産だけではないか、そのぶんだけ経験が血や肉になって身についたと考えた。すると、新たな勇気がわいてきた。人生、いつもうまくいくとは限らない。もし、ああ、無駄な歳月を過ごしてしまった。取り返しのつかないことをしたと思ったら、本当に取り返しのつかないことをしてしまったことになる。
の名言・格言
エベレストに登ろうと思ったら、誰でも経験者を探してアドバイスを求める。それなのに、お金の世界でエベレストに登るときには、ほとんどの人が、自分自身が沼地にはまって出られないでいる人からアドバイスをもらおうとする。
の名言・格言
会社を経営するのに適齢期と言うものがあるとは思わない。だが経営の仕事を一人前にこなそうと思ったら、それなりの人生経験が求められるのは間違いないだろう。今の時代は20代30代でベンチャー企業の経営に乗り出す若い人も多いが、旺盛なチャレンジ精神は素晴らしいことだと思うものの、いささか心配になることがある。若い世代の人間ほど経験の価値を過小評価し、情報や知識があれば何でもできると思っている節があるからだ。
の名言・格言
企業のリストラ、ダウンサイジングを経験した人たちの多くは、雇われの身でいることは、自分で事業を経営しているよりももっとリスキーだということに気付き始めています。
の名言・格言
僕が二回とも起業に成功したのは、入念に準備をしたから。オートバイの業界では、起業するまでの十年、いろいろ悔しい思いもしましたし、レストラン経験はゼロでしたが、誰にも負けないくらい東京中のレストランでお客としての経験を積んで得たコンセプトがあったからうまくいったんだと思います。
の名言・格言
大学生のころ、一緒に起業しようと言っていた人間が4・5人いたんですけど、やっぱり就職するよと一人減り、二人減り、最後には自分だけになっちゃったっていう苦い経験があったので、今度はしっかりと自分についてきてくれる仲間を探そうと思ったんです。
の名言・格言
一か月、三カ月、一年と時が流れ、新たな市場への参入を果たすたびに、大企業が我々を追い払うのはますます困難になってきているという自信が深まっていった。値引きを基礎としたビジネス展開を図り、小売店の経験もない彼らには、我々のように顧客と密接な関係を確立するためのノウハウが欠けていたのだ。
の名言・格言
他社が成功しているからとりあえず当社もやってみよう、という考えでは成功する確率は低くなります。市場経済において「顧客から最も評価されるもの」しか生き残れないわけですから、他社に追従してそれを上回る価値を生み出すことは容易なことではありません。新規事業といえども、自らの持つノウハウや営業ネットワークなどの強みを活かせる分野のほうが、知識や経験を生かせるだけ間違いは小さいはずです。
の名言・格言
正直に言うと最初のうちは自分に資金集めの才能があるとは思えなかった。しかし、経験を重ねているうちに、趣旨説明や質疑応答もうまくできるようになった。
の名言・格言
倒産の危機も経験して、借金をすることがいかに惨めなことかを痛切に感じた。借金をしないことだけは、集団指導体制なっても申し送りたい。
の名言・格言
若いうちは経験が少ないから、仕事で行き詰ってしまう場面が多いですよね。そこで立ち止まって考え続けるのは時間がもったいないし、精神的にもストレスになってしまう。そういう状態を抜け出すために僕がやっていたのは、尊敬する先輩や上司になりきってみる、という方法でした。「あの人なら、こういう場合どう行動するだろう?」と。それを使って考えてみると、すんなり答えにたどり着くことが多かったです。
の名言・格言
大事な決断こそ、その場で結論を出さずに先延ばしすべきだと思います。これは精神科医の経験からいえることなのですが、人間が大きなことを決断したがるときというのは、ストレスで心が弱っていたり、気持ちが追いつめられていたりする場合が多いのです。うつ病などで診察を受けにくる私の患者さんたちも、よいことも悪いことも含めて重要な決断をしようとします。何かしら大きな決断をすることで、無意識のうちに起死回生は一発逆転を図ろうとしている可能性が高いのです。
の名言・格言
とくに仕事では、自分のスタンダードを他人のスタンダードと思わない方がいいでしょう。これは、マネージャー時代の経験で学んだことです。自分の視点が絶対ではないことを肝に銘じてじっくり話に聞き入れば、相手の本意もすんなり理解できることが多いものです。その結果、意思疎通が容易になり、互いにストレスを感じない仕事ができるようになると思います。
の名言・格言
気の合わないメンバーとチームを組んで行なうプロジェクトなどに対しては、積極的に向き合う気持ちも失せてしまいがちです。しかし、こうした場面でも、無理やりにでも楽しむことで驚くほど状態が変わることがあります。「この経験で成長できるかも」「これを機に、この人のよいところを見つけられそうだ」などなど、前向きな言葉を声に出して気持ちを高めましょう。
の名言・格言
アイデアが浮かんだとしても、それはいつも実行可能なものとは限らないし、実行したところで成功するとも限りません。アイデアが100個あったとしても、そのうち成功するのは20個あればいい方でしょう。だからこそ、どんどん失敗すればいいのです。2割の成功にたどり着くためには、先に8割の失敗を経験するのです。
の名言・格言
仕事が上手くいくかどうかなんて、実際は2勝8敗がいいところです。でも、8敗したって2勝すれば、外からは全勝しているように見えるものなのです。だから、一度や二度、失敗したからといって、そんなものやる気を失う理由にはなりません。失敗したら、その経験を次に活かせばいいのです。
の名言・格言
「なくならないものを残そう」と考えて仕事に取り組むことをお勧めします。失敗なしに大過なく仕事をしたとしても、それでは「滞りなく仕事を終えた」という満足以上のものは残りません。しかし、何かを成そうと思って挑戦すれば、その結果失敗しても、確実に「何か」が残ります。それは「悔しさ」かもしれないし、次はこうやったらいいという「アイデア」かもしれない。それらの何かが次の挑戦の原動力になるのです。そうした経験を積み重ねていくことで、だんだんと大きな仕事ができるようになっていくものです。
の名言・格言
いまだに思い出すのもつらい、どん底の経験でしたが、この失敗を契機に、私の仕事に対する考え方は大きく変わりました。それまでの私はどちらかというと情熱任せに突っ走る傾向がありましたが、一転して常に最悪のケースを想定し、リスクを厳しく管理することを心がけました。 【覚書き|伊藤忠商事社員時代、ニューヨーク駐在をしていた頃の失敗について振り返っての発言】
の名言・格言
社長やマネジメント職は、失敗の芽を早く摘むことが大事です。私の経験からすれば10回挑戦すると3回は失敗します。投資するときは6勝4敗でOKです。ただし失敗したときに、即時撤退を上司が決断することが条件です。
の名言・格言
人間、失敗を経験したほうがより成長します。失敗を恐れずに自分の考えを主張し、途中失敗しても最後に成功したら、「ほら、上手くいったでしょう」と胸を張ればいい。私自身、そうでした。
の名言・格言
誰もやっていなかったことだったので、「成功も失敗もない」って思えたんです。まず経験してみようと。 【覚え書き|アメリカ行きを決断したときを振り返って】
の名言・格言
日本人は失敗に弱いと言われています。克服する方法は1つ。失敗経験をたくさん積むこと。ポイントは、失敗してもいい環境で失敗経験を積むこと。
の名言・格言
40代からは勉強法を根本的に変えるべきです。必要なのは社会人経験や論理的思考力を駆使し、答えを推測していく「一を聞いて十を知る」勉強法。たとえば、英単語を覚える場合は、語源を通して覚えるようにすると、より効率的です。また、単語の意味を、全体の文脈から類推する習慣をつけておくと、未知の単語に出合ったときでも、意味を推察することができます。
の名言・格言
30代になれば、すでにビジネスパーソンとしての実績や経験はある程度積んできているはずです。それを足掛かりに、仕事の周辺で使う会話に絞って英語を学ぶといいでしょう。
の名言・格言
LECを辞めてから何をするか。それも、自分の原点に立ち返って考えました。小学生の頃、私はゼロからモノを作ることが好きでした。秋葉原で部品を買ってきてラジオを組み立てたこともあります。廃品を集めたりして、たった350円でスポーツタイプの自転車を作ったこともあります。LECで法学教育の勉強法をゼロから自分で作り上げたことも、非常に楽しい経験でした。そう振り返ると、自分はゼロから新しいモノを作り上げることにワクワクするのだと気がつきました。会社を立ち上げてしくみ作りをすること、法学教育で人作りをすることが、自分が本当にワクワクできる仕事だと気がつき、伊藤塾を立ち上げたのです。
の名言・格言
私たちが受けてきた教育は、8割くらいが暗記でしたが、大人になれば勉強法を変えるべきです。なぜなら、丸暗記ができなくなってくるからです。私も大人になってから司法試験に挑戦しましたが、暗記中心のやり方ではどうしても覚えられず、挫折した経験があります。
の名言・格言
私の学習スタイルは昔からOJT(オン・ザ・ジョブ・トレーニング)です。日本IBMに入社したときも、未経験の部署に異動したときも、仕事の本質はボスや先輩に習い現場で勉強しました。OJTで考え抜くことが最強にして最も効果的な勉強法ではないでしょうか。
の名言・格言
仕事とは関係のない人たちとの会合は、異質の才能、経験を持った人々と交流できるまたとない機会です。そしてときとして思わぬ人から、経営の参考になる話を聞ける楽しみもあります。経営者をはじめ多くの人々のヒント、忠告には、金銭には換えられないコストがかかっていることが珍しくありません。多くの授業料を払った実体験からくる言葉には、傾聴に値する重みがあります。
の名言・格言
年配の経験者の話が一番役に立つ。これが私の体得した勉強法だった。主人の知識はどんらんに学び取ったかわりに、私は主人の命令なら二つ返事で一切引き受けた。最後には「自分を米国のパパと思え」と言ってくれるようになり、親子の愛情と変わらぬようになってしまった。 【覚書き|牧場経営を学ぶために米国の牧場で働いていた時期を振り返っての発言】
の名言・格言
無理に元気に振る舞おうとしたら、ますます苦しい気持ちになった、という経験はありませんか?それは人の心の構造からみて当然の結果です。Aについて考えようとすれば、当然、Aが頭に浮かぶでしょう。ところが、Aのことを忘れようとしても、やはりAが脳裏に浮かんでしまうのです。まずは、落ち込んでいる自分を素直に認め、無理に立ち直ろうとしないことを基本姿勢としましょう。
の名言・格言
会長に退いて以来、私はそれまで以上に現場を回り、受注が落ち込んで元気をなくしていたさまざまな職場を励ますように心掛けました。行く先々で「コンパ」(京セラ独自の社内懇親会)を開いては、社員の決意や悩みに耳を傾け、「自分はこう思う。経験ではこうや」とアドバイスしています。
の名言・格言
販売員は「週休3日制」と言うと驚く人もいます。でも1日10時間働けば、週4日勤務で40時間。8時間を5日間と同じですからね。週1日はスポーツをして、経験を積んで、ついでに明るく元気になってもらえばいいじゃないですか。
の名言・格言
プロ経営者になる条件は、元気と、論理的な思考力、探求心、あとは経験を積めば知識は自然に身につくし、探求心があれば自分で勉強しますね。
の名言・格言
指導経験を振り返ると、悩みや本心をなかなか人に言い出せない選手はいました。「本音」が言えないと、「建前」が大きくなります。自分にとって不都合な現状は認めたくなくなり、不調の本当の原因にたどりつきにくくなります。
の名言・格言
練習のプログラムを試合よりも数倍厳しくすれば、本番が物理的にも精神的にも楽になることを学びました。 【覚書き:大スランプに陥ったとき、過去の栄光を捨て、テニスを一から学び直した経験について語った言葉。過酷な練習の末、ふたたびトッププレーヤーに返り咲いた】
の名言・格言
スランプは、誰でも経験することです。相撲の世界に「土俵のケガは稽古で治せ」という言葉があります。一見乱暴な言い方ですが、その裏には「ケガを怖がるな」というメッセージが隠されています。仕事のスランプも同じで、営業周りのスランプのときは、こまめに外に出て、小さな契約でもとってくる。そうやって自信をつけることで抜け出すのが一番の近道です。
の名言・格言
僕は、これまで3回大きなスランプを経験している。一番長くきつかったのが40代のとき。父親が亡くなったこともあって、「一体何のためにゴルフしているんだろう」と。あと年齢による変化もあり、狙ったところにポールが飛ばない。「こんな俺は俺じゃない!」と自己否定していた。他人に責任転嫁もした。だけどあることがきっかけで、そんな自分を丸ごと受け入れようと決めたんだ。するとスランプは逆にチャンスに見えてきた。これをきっかけに「新たな自分に出会える」のではないか、と。それで状況が一変した。
の名言・格言
私たちが経験するものごとで、永遠に続く者はまずありません。すべてのことは、変化して朽ちていく運命にあるのだと。どんな悲しみや苦しみも、例外ではないのです。
の名言・格言
いまでも社員と食事をする機会を多くとっています。これは人から言わせれば非効率なんですね。50人で1回行くのならまだしも、10人で5回なんて。だけど、人材育成に関しては効率がいいことなんて絶対にないんですよ。人材育成は僕の一番の仕事だと思っています。社員だけじゃなく、すべての若者に向けて、自分の経験を教えていくことが大人の役目だし、それで若者の心に少しでも風が吹けば、こんなうれしいことはないですね。
の名言・格言
ポールも私も、大企業でソフト開発に携わった経験があったので、管理が行き届いていることが時にマイナスであることを知っていました。我々が一番望んでいたのは、人材や開発ツールに投資することにより、優秀な人材が集まって楽しく仕事のできる環境を作ることでした。 【覚書き|ポールとはマイクロソフトの共同創業者ポール・G・アレン】
の名言・格言
選択できる人をどうやって育成するか。それには経験をたくさん積ませることが大切です。座学3割、実学7割。現場でたくさんの経験を積ませると、30代くらいでよい選択力がつくようになります。
の名言・格言
成功体験だけでは有頂天になり、うぬぼれてしまいますので、同時に失敗も経験させる。満足の頂点から一転、どん底まで落ちることで、さらに努力を重ねて結果を出し、以前の数倍の感動を得る。こうした経験を積むことで、個性の強い人材が育つのです。
の名言・格言
研究者を鍛え活性化させる「場」が、わが社でいえばレースです。ホンダには「カンボコ」という言葉があります。これは「感動」と「ボコボコ」に叩かれていることを意味します。すなわちレースにおいて成功と失意を繰り返し体験することを意味しています。成功体験だけでは有頂天になり、うぬぼれてしまいますので、同時に失敗も経験させることで個性の強い人材が育つのです。
の名言・格言
人材の多様化を積極的に進めてきたために、人材を多様化するうえで注意すべきことがわかってきました。ひとつは、せっかくの多様な人材を既存の仕事の枠にはめ込んでしまってはなんの意味もないということです。豊富な経験を積んだ熟年社員に対して、新入社員と同じような業務研修を行い、自社の色に染めようとするのは時間の無駄です。それよりも彼ら自身の色をオリックスでどのように生かすかを考えてもらう一方で、会社側はそれぞれの色を実現しやすい役割分担や職場環境作りをした方が有意義だということです。
の名言・格言
チーム内の一流選手、最高の技術を持つ経験豊かな選手でも土壇場になるとくじけてしまうことがある。しかし、ときには技術も練習も一流とは言えない労働者階級出身の選手がチームに加わっている場合もある。コーチが土壇場で起用するのはこういう選手なのだ。勝つことに執念を燃やすハングリーな選手は、いざというときに一流選手を凌ぐ力を発揮する。
の名言・格言
出光の人材育成は、徹底した現場主義です。現場で、大変な苦労をするからこそ人は育つのです。そうした経験を積み重ねるうちに、自然に出光の理念を体得していきます。
の名言・格言
知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。そしてその人間の経験と知識の泉に 何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です
の名言・格言
これからさらに大きなチャレンジ、大きな失敗を経験することでしょう。ですから過去のことは忘れて、未来に向かっていかないといけない。
の名言・格言
ともすれば経験の価値を過大に評価しがちです。そして一度傷つくと、その経験が邪魔をして2度と挑戦しなくなるとすれば、経験は有害でさえあります。北欧には北風がバイキングを作ったという感嘆すべき格言がありますが、北風はあなたにもまた驚嘆すべき魔法をかけることができるのです。大成功を収めた人生でさえ、失敗の章が含まれていることを覚えておいてください。
の名言・格言
経験から確かに言えるのは、簡素で懸命な暮らしをすれば、この世で生きていくことは苦労でなく楽しみとなる。大部分の快適なものや、いわゆる生活を楽にする者の多くは、無くてすむばかりか明らかに人類の進歩の妨げになる。
の名言・格言
登りかけた山なら登り詰めるべきでしょう。役者というのは人生経験なり人間性なりの蓄積がうまくミックスした時がいわゆる脂がのるという時期じゃないかと思うんです。年齢でいうと50から60歳くらい、それに向かっていろいろ試してみたい。
の名言・格言
そのときは100人の人と会話をすることを一日のノルマとして課しました。飛び込み訪問をするのは恥ずかしいし、頭ごなしに断られれば嫌な気持になります。人間にはプライドがあるので、大げさに言えば屈辱感を味わう。ただ、中には本当に親切にしてくださる方もいる。苦しい気持ちでいるときに、優しくしていただくと、心にしみるようにありがたい。受け入れてもらえたときは、心が躍るほどうれしかったですね。人間の生の姿に直に接したことはビジネスマンとして大きな経験となり、糧となりました。【覚書き:自動車の飛び込みセールスを行っていた時期を振り返っての発言】
の名言・格言
業績のいい会社の社長ほど朝が早いという通説がありますが、私も同感です。始業時間前に訪問したところ、受付や警備の方が不在で、社長や役員の方が直接対応してくださったという経験を何度もしています。
の名言・格言
昔、坂田さん(丁稚奉公先の工場)にいたとき、縁日の夜店でものを売って以来、シャープペンシルの外交など過去の販売経験は、私にとって力強い自信となっていた。 【覚書き|シャープが伸び盛りのとき工場を社員に任せ、販売に専念していた時期を振り返っての発言】
の名言・格言
昨年、当社に新卒で入社したばかりの女性が、ある大手カード会社に単独で営業しに行って、大きな契約を決めてきました。彼女はもちろん経験は少ないですし、セールストークも未熟です。でも、「この商品は必ずお客様を満足させられる」と心の底から信じる熱意が、経験のなさやトークの拙さをカバーして、相手の気持ちを動かしたのです。
の名言・格言
できる経営者やトップセールスマンほど、聞くのが上手です。相手に8割話し手もらい、自分は2割といったバランスです。これは超達人の世界ですが、営業経験の浅い人でも相手6割、自分4割は心がけたいですね。
の名言・格言
事業そのものをマネジメントする力も必要です。ベンチャー企業のように人的・物質的資源が足りない組織で事業をマネジメントした経験がある人。たとえばマーケティングの部署がある大企業なら、セールス部門のマネジャーはセールス領域に特化した仕事に集中できますが、人的資源の少ないベンチャーでは、セールス部門のマネジャーでも、マーケティングを含めてカバーすることもあります。そうした守備範囲の広い経験が評価される傾向にあります。
の名言・格言
取引先に出向し、経理部員の一人として、銀行や証券会社のセールスを見ていると、お互いのニーズとウォンツが微妙にズレていることが多かった。そのズレが見えたからこそ、取引先が本当に解決したい悩みや私たち銀行が提案すべき内容がわかってきた。これからの志ある銀行員は、取引先の会社に一度は出向し、資本政策のお手伝いなどの経験を積んではどうだろう。そして出向を終え銀行に戻ってきたときに、その経験が自分の糧となっていることに気づくだろう。
の名言・格言
日本企業の多くは経験や勘、自分たちが持っているデータの範囲内で営業活動をしていますが、当社の「マーケティングスコア」は、お客様の既存顧客から優良顧客を定義して、そのプロファイルを分析します。その結果を当社が持つ国内最大級の企業情報データベースに当てはめてスコア化することで、その優良顧客に似た有望な見込み客を抽出するわけです。このように科学的根拠のあるデータに基づいて戦略を立てれば、むしろ費用を抑えながら、より確度の高い効率的な営業活動ができるはずです。
の名言・格言
残念ながら多くの人は、週末は無限のように時間があると錯覚してしまって、流されるままに時間を使ってしまいます。金曜の夜に、あれもこれもやりたいと思っていたのに、気がつけば何もしないうちに日曜の夜を迎えてしまったという経験はないでしょうか。そういう人は、「時間はあればあるほど何もできなくなるものだ」と肝に銘じて、まずは時間管理能力を鍛えることを週末の課題にすべきでしょう。
の名言・格言
手間だし時間がもったいないと思うかもしれませんが、予定表に何も書き込まず、経験と記憶だけに頼って仕事を処理していると、緊張感をまったく自覚できないか、いつも不安でいっぱいになります。時間を管理するということは、仕事をスムーズに進めること以上に、精神衛生の管理には欠かすことができないのです。
の名言・格言
私が仕事における時間管理を重視するのは、若いころ、添乗員の経験で鍛えられた部分が大きいのです。当時、JTBの社員は旅行を企画し、販売すると必ず添乗員としてツアーに同行しました。私も30代後半まで、80回くらい添乗を行いました。パック旅行や団体旅行に出かける顧客にとって、時間管理に優れた添乗員がいることほど安心できることはありません。
の名言・格言
ニューヨーク支店に5年ほど勤務していたのですが、日本との時差は13時間。ニューヨークで夜に入ると東京の本社が始業となり、深夜まで仕事をするという毎日でした。当時は体力もあり、夜中2時に仕事が終わると一杯飲みに行くという生活を平気でこなしていましたが、かなり無茶な時間管理だったかもしれません。自分を磨くという意味ではよい経験だったのかなと思います。
の名言・格言
結局のところ、人生は経験や慣れがモノを言うところがあります。船が沈まないよう、その都度何かを打ち付けて補強する。そうやって経験値が高くなるごとに自分の中に手札も増える。それこそが自信となるのです。
の名言・格言
自信をつけるためには失敗することも必要です。私なんて新規事業が頓挫するとか、新しいセクションに赴任したら「企画が白紙になった」と伝えられるとか、そんなことばかりで(笑)。でも、そういう経験を積むからこそ、逆境に強くなると思います。