「経理」に関する名言
の名言・格言
藤沢(武夫)は自分にないものを持っている。考え方は違うけれど、違うからこそ組む価値がある。世界には45億も人間がいるが、みんなとつきあうわけにはいかない。藤沢と僕の出会いはその代表みたいなもので、藤沢はいわば45億の代表ですから。 【覚書き:一度会っただけで藤沢武夫氏をホンダの常務に迎え、経理や販売について全権委任したときについて聞かれた時の言葉】
の名言・格言
営業職で入った社員が、法務や経理にまわされることもあるが、会社が必要としているのは、問題を解決することであって、会社は「法律的にはうちに非があります。何もできません」と評論家的な意見を期待しているわけではない。
の名言・格言
働く本人の自覚さえあれば、ノルマやマニュアルは不要でしょう。優秀な人間が集まれば、そのチームは強い。ノルマやマニュアルで管理する必要がないということです。僕はマニュアルを作るよりも、たとえば経理担当者を銀行から採用するなど、そこに適した人材を採用したいと思っています。
の名言・格言
小売業の鉄則は「商い」と「始末」の区別をはっきりさせ、それを守ること。 【覚書き:始末とは経理、商品管理、労務管理などのこと。売上を伸ばすと同時にそういったこともきちんとこなさないという趣旨の発言】
の名言・格言
取引先に出向し、経理部員の一人として、銀行や証券会社のセールスを見ていると、お互いのニーズとウォンツが微妙にズレていることが多かった。そのズレが見えたからこそ、取引先が本当に解決したい悩みや私たち銀行が提案すべき内容がわかってきた。これからの志ある銀行員は、取引先の会社に一度は出向し、資本政策のお手伝いなどの経験を積んではどうだろう。そして出向を終え銀行に戻ってきたときに、その経験が自分の糧となっていることに気づくだろう。
の名言・格言
もともと起業家になりたくて起業したわけではないので、私の経営者としてのモチベーションは普通の起業家とは少し異なるものでした。まず、自分が優秀な経営者になろうとは考えませんでした。意識したのは、私よりも優れた人に仲間になってもらうことです。実際、今のユーグレナは、私より営業ができるマーケティング担当、私より研究ができる研究開発担当、私より組織のマネジメントに精通した総務人事担当、私よりもファイナンスや企業の戦略に詳しい経営戦略・経理財務担当と、4人の取締役を揃えています。少し傲慢な言い方になりますが、この体制ができた時点で、当社がうまくいくことは決まった気がします。私がすることは、どんな事案でも、この4人に振ること。あとは、私より優秀な4人が動いてくれます。
の名言・格言
なにか一つをマスターすることが大切だ。技術屋なら製造技術とか設計技術とか、事務屋なら人事でも経理でも。その職種では社内はもちろん、業界全体でも「これならあの人」と評価されるくらい一つの職種を極めるべきだ。
の名言・格言
勉強していくうちにどういう経理のやり方が会社にとって有益なのかがわかってきましたし、東芝本社との経理のやり方の違いなど、気付くことが多かった。あの時学んだことが私のビジネスマンとしての方向性を決めたと今でも思っています。【覚書き:あの時とは東芝イラン現地法人の社長補佐をしていた当時、経理を独学で学んだ時代のこと】
の名言・格言
会計の仕事からは一円の粗利益も生まれませんから、社歴10年未満の会社はもちろん、年商3億円以下の会社は経費全体に占める会計業務の経費を思い切って低く抑えるようにしてください。具体的には貸借対照表の科目と、損益計算書の科目で似たものは一つにまとめ、科目の行数を少なくすることです。行数の減少は経理作業のコストダウンにもつながりますから、年商一億円以下の会社にはお勧めです。
の名言・格言
歴史や業種が違う優等生企業のシステムを、劣等生が真似しても効果は期待できない。よそのアイデアを借り、そこに自社の独創を加えて新しいシステムを作り上げねばならない。 【覚書き|経理担当常務の時、上場以来初の赤字決算に転落。当時の前田社長とともに再建を目指すべく、社員に改革の志を伝えた言葉。】
の名言・格言
経理を学んで一番大きかったのは、事業というのは頑張れば利益が出るし、成長するものだという会社の根本的な原理を教えられたことです。実際、イランでは頑張った分だけ工場が拡大しましたし、売り上げもどんどん上がりました。たとえ市場が緩慢になったとしても、他社のシェアが減ったから、結果として自分たちのシェアが増えたというのでは駄目なんです。自らの力で成長して業績を上げなければいけないし、そもそもどんなビジネスでも頑張れば成長できるんです。そういう信念を持つようになりました。