「真似」に関する名言
の名言・格言
私は、他人の真似をするのが大嫌いである。私は真似が嫌いだから、うちはうちの作り方でやろうということで苦労をしたわけである。しかし、かれらに追いつくまでに時間をかけて努力したことが、追いついてからのちの技術力の差になった。
の名言・格言
アヒルの子は母親の真似をして生きることを学ぶ。模倣を通して学ぶことは、人間をはじめ多くの生き物にとって基本的なことである。しかし、私たち人間には有利な点が一つある。大人になるにつれ、誰を真似、なにを模倣するか自分で選べるようになるのだ。さらに模倣の対象を卒業すると、それに代わるモデルを選ぶこともできる。
の名言・格言
最初はただの物真似でも、何度も繰り返すうちに、自分の形になっていくものです。 【覚書き:強い選手の試合や試合VTRで観察し、得たものを体得するというトレーニングについて語った言葉。先輩の古賀稔彦氏の真似をして無精ひげを生やしたという逸話が有名】
の名言・格言
わが社は人の真似だけは会社がつぶれてもやらない。逆に人が真似をするようないいものを作ろうということを、社是としてやってきました。そして、その新しいものを生み出す力は、いつの世も若者なのです。私は新製品とか新企画は若い力でなければならないと思っています。新しいものに対して挑戦していく、これが若者の特権だと思うのです。
の名言・格言
人格の修養などと言って、いきなりお釈迦様や孔子様の真似をしようと思うても、我々にはなかなか難しい。我々にとって一番早い話はお互いに親切であること、これが最上の人格であると心得て大きな間違いはない。
の名言・格言
営業目標に対して普通の営業マンは「どうやって達成しよう」と考えます。ところがトップセールスの人々は「目標の二倍、三倍の売上を達成するにはどうすればいいか」と発想します。それだけ高い目標には、他の人の真似や、これまでと同じやり方を続けるだけでは絶対に到達できません。何かしらの根本的な革新が必要になります。そこで彼らは自分の商品のマーケットについて徹底的に研究し、他の誰もやっていないやり方を発明する。だからダントツの数字が出せるのです。
の名言・格言
対顧客にも言えることですが、意識的に相手と言葉を揃えることが大切です。つまり、相手の方言を真似ることです。その人の口癖や、その会社で流通する独特な社内用語、業界用語を自分のものにするだけでコミュニケーションは飛躍的に向上し、一体感・連帯感が高まります。
の名言・格言
茶の湯・鷹狩り・女狂いなどは秀吉の真似など決してしてはならぬ。ただし、茶の湯というものは上品な慰み事であるから、しばしば茶会を開き、人を招待したりすることは、一向かまわない。また鷹狩りは、鳶鷹・鶉鷹など、男児の慰みとして盛んにやってよい。女中は屋敷の中に5人なり10人なり置いても差し支えない。ただ、屋敷の外で見苦しく女狂いをしたり、鷹野や茶の湯なども、秀吉のようにむやみやたらにやって、下賤の輩や人目のはばかる所へやたらに出入りすることのなきように、十分に慎むこと。 【覚書き|甥の秀次への訓戒】
の名言・格言
もし、私が意気消沈していれば、彼ら全員が臆病になる。もし、私が決然と敵に対して戦う準備を整え声をかければ、彼らは私を真似て行動し従う。
の名言・格言
まわりにいる、ついている人間をよく見てみな。何か見えてこないかい?律義さ、熱っぽさ、粘り強さ、なんだっていいんだよ。いいなと感じたところは、その人が持っている世渡り力だ。ありがたく勉強させていただいちゃえばいい。まんま真似したっていいんだ。
の名言・格言
おとっつぁん(本田宗一郎)は自主自立の考え方を一つの柱としていました。人には頼らない。人の真似もしない。真似をしたら、そこまでしかないけれど、自分で考えれば人のやったこととは違う視点がありうるからもっと高いところへ行ける。
の名言・格言
成功体験がまだないという人は、自分は成功できないと諦めるのではなく、自分のやり方が悪いのかもしれないのだと考えて、やり方を変えてみるべきだ。まわりに成功している人がいたら、その人のノウハウを一つでも真似しよう。成功している人には必ず何かノウハウがあるはずだ。真似をすることは決して悪いことではない。成功体験は人を変える。だから人の真似をしてでも成功すべきだ。
の名言・格言
課長時代の上司には、すぐ上に副部長がいて、部長、副本部長、本部長、そしてその上に副社長がいました。社長とその副本部長が何週間も平気で書類をため込む人だったんです。そのたびに仕事が滞るので対抗策を考えて実行したんです。本部長の決裁が必要な書類をコピーして副社長と本部長以下、副本部長、部長、副部長に一斉に配ったんです。そうしたら副本部長が真っ赤な顔をして飛んできて「本部長に上げるかどうかは俺が判断するんだ。貴様の行為は越権行為だ。今すぐやめろ」って怒るんですよ。そもそもの原因は副本部長が書類を貯めるからでしょう。だから宛名はあなただ。あとは同時進行でもコピーであると一歩も譲りませんでした。同僚はビビッていましたけど、一年ぐらいしたら社内中の多くの課長が真似していましたね。
の名言・格言
●多くの人は、私を非案する正当な理由があると考えるだろう。判断力が未熟なために、権威ある人々の考えと私の見解が正反対であると断じ、私の仕事が単純で平易な経験から得られた問題提起だとは考えないのだ。 ●私にとっては経験から生まれたのではない科学など、間違いだらけで無意味に思われる。はじまりから終わりまでが五感の一つによって直接感じられ、あらゆる確かさの母である経験によらない科学など。 ●誰も他人のやり方を真似すべきではない。なぜなら、真似をすれば自然の子供ではなく、自然の孫でしかない。我々には自然の形態がたくさん与えられているのだから、直接自然に触れることが大事だ。
の名言・格言
歴史や業種が違う優等生企業のシステムを、劣等生が真似しても効果は期待できない。よそのアイデアを借り、そこに自社の独創を加えて新しいシステムを作り上げねばならない。 【覚書き|経理担当常務の時、上場以来初の赤字決算に転落。当時の前田社長とともに再建を目指すべく、社員に改革の志を伝えた言葉。】
の名言・格言
終身雇用の良さは、社員が長期的に物事を考えられることです。こうした環境は、流動的でぷっつんぷっつんと切れるアメリカ型の環境より優れていると思います。日本のジャーナリズムは、日本のコアコンピタンス(競合他社に真似できない核となる能力)を古臭いと言ってけなすけれども、あまりに自虐的で嘆かわしいですね。もっと日本の企業風土の特徴を肯定し、誇りを持たなければいけないんじゃないですか。
の名言・格言
インフレの時代はモノが足りないわけですから、モノをつくれば売れました。仮に売れなくても、安くすれば売れました。ところがデフレの時代を迎えた今日は、良いものでなければ売れない。安くしても売れません。独創的でなければリスクの塊です。人真似ほどリスクの高いものはありません。
の名言・格言
いつも他人ばかり頼っていて、自主性というのがなくなった企業はやがて滅びる企業だとおとっつぁん(本田宗一郎)は言っていました。人真似をした者は、いつでも戦々恐々としていなければいけないってね。だからおとっつぁんはいつも頭を使えと言っていたし、そこに独創性が盛り込まれれば、企業は安泰だと言っていた。