「指揮官」に関する名言
の名言・格言
容赦なく、逃れる術もなく、緊張が指揮官の判断力、自信を消耗させる。参謀たちが次々と、予期しない良くない戦況の報告を持ってくるので、その重圧は指揮官の胸にますます激しく突き刺さる。このような状況において指揮官はまず楽観的であることが重要である。
の名言・格言
指揮官が勝利を目標にするのは当然である。また、強い意志で部下を指導するのも必要である。だが、ひたすら肉体を敵の銃弾の前に投げ出すことだけが勇気ではない。近代戦の指揮官にとって、まず心がけるべきは味方の損害の防止であり、個人的信条を部下に押し付けないことである。
の名言・格言
諸君が指揮官になった時、部下に死を与えることを躊躇してはならない。死とは、ただ人間がこの世に入ってきたドアから、また出ていくだけだ。誰も、自分がどのドアから入ってきたかは知らず、それに文句をいう者もいない。
の名言・格言
軍人にとって最も不安なのは、敗北の予感に見舞われる時だ。そして、その予感を最も強く察知するのは、指揮官が弱っているのを見る時だ。心理的にも、肉体的にも、指揮官は弱みを部下に見せてはならず、その印象を与えぬ努力を欠いてはならない。
の名言・格言
順境の中では軍人としての資質で評判を維持する人にも、ひとたび苦境と疫病神の高笑いに取り囲まれると急速に弱くなる。部隊は急速に悲観論に感染し、優れた指揮官によって管理されない限り戦闘効率が低下する。
の名言・格言
指揮官たる一人の愚将は、二人の良将に匹敵する。 【覚書き:命令が錯綜するので、指揮官やリーダーは一人だけに絞れという趣旨の発言】