「建築」に関する名言
の名言・格言
人間固有の行動がどれほど多様であるか君にはわかるだろうか。また動物や草木や花の種類がどれほど数多いか君にはわかるだろうか。山地や平地、泉、川、都市、公共建築物、住宅、そして人が使う道具、衣装、装飾、美術、この世はなんと学ぶべきことが多いことか。
の名言・格言
調子のいいとき、悪いときはいずれにしろあります。建築はチームワークですから、自分の調子が悪いときは、調子のよい人に元気をもらいながらやるようにしています。
の名言・格言
人間にそれぞれ異なった持ち味、特質が与えられているということは、いいかえれば、人はみな異なった仕事をし、異なった生き方をするように運命づけられているのだとも考えられます。ある人には政治家としての天分なり使命が与えられているかと思うと、他のある人には学者としての天分、使命が与えられている。また、医者や技術者、画家や歌手、建築家や商人等々、さまざまな仕事をしていくにふさわしい天分、使命が、それそ奴の人に与えられている、ということだと思うのです。
の名言・格言
帝国ホテル新館の開業披露の当日、大震災が発生するとは、なんたる運命の巡り合わせであろうか。すべては天なるかな、命なるかなである。しかし、この災厄は同時にこの建築の優秀さを実証する結果をもたらした。ホテルは倒壊もせず火災をも免れたのである。最初の激動の中で、私は建物の倒壊については何の不安も持たなかった。ホテルの窓ガラスはそれから続いた前後数十回の振動にも1枚だに破損しなかった。
の名言・格言
ビジネスの相手として、結局同志にならないとやっていけない。大建築物には何十億、何百億円のおカネが出るから、下手をすれば共倒れになる。運命共同体なのだ。相手のビジネスが失敗したら僕だってつらいし、僕が満足できなかったら相手だってつらい。共倒れの関係が根底にあれば、プロジェクトはうまく進むようになる。
の名言・格言
問題は、名もない太平住宅に、果たして加入申込者が現れてくれるかどうかだった。事実、過去の実績を示そうにも、建築した家のサンプルがないし、客は「金を払っても、本当に家を建ててくれるのか」と二の足を踏むのが多かった。結局、それを打ち破ったのは、セールスと宣伝であった。はじめの1、2軒が建築されたところで、これを客に見せ、契約をとる。その契約で完成した家をまた次の客へ……。こうして、建築の実績と宣伝の循環方式で加入申込者を開発していった。