「将棋」に関する名言
の名言・格言
わたしは将棋以外になんにも知らん。知らんから人に聞く。人に頼んでいろんな話を聞かしてもらうことにしている。それもごく肝心なところだけを話してくれ、楽な話をせずに、なるだけ苦しんだ話をしてくれ。3、4枚皮をひんむいて人間にならなけりゃならないから。
の名言・格言
僕には不利だ、不可能だといわれるものに挑戦する性癖がある。全部が全部成功するわけではないけれどそれが新型になり、新手を生み、つまり将棋の進歩に繋がる。他の人は安全に先を考えるから先輩の模倣を選ぶ。
の名言・格言
私は将棋は創作だと考えている。何はともあれ、一歩先に出た方が勝つ。もし一局ごとに新手を出す棋士があれば、彼は不敗の名人になれる。その差はたとえ1秒の何分の一でもいい。専門家というものは、日夜新しい手段を発見するまでに苦しまねばならぬ。
の名言・格言
将棋界には八百長はない。これは日本将棋連盟会長の私が断言する。米長哲学が浸透しているからである。「自分には消化試合であっても、相手にとっては一生を左右するほどの大勝負には全力投球すること。それができない者は、この世界では見放される」。この教えは、小中学生の頃にプロ志望している子どもたちにも、骨の髄まで浸透しきっている。