「将来」に関する名言
の名言・格言
僕はプロ野球選手としてたいした実績もないし、29歳のときにユニフォームを脱いでから、コーチの経験もまったくありませんでした。だから、将来自分のところに監督就任のオファーがくる可能性は、非常に低いだろうと考えていました。ただし、機会があったときに備えて、これからのプロ野球で求められる監督像やコーチ像について、自分なりに考えたり勉強をしたりしていました。とはいえ「まさか自分が監督をやることはないだろう」と思っていましたから、本気の準備がどこまでできていたかというと、ちょっと自信はありませんが……。
の名言・格言
不透明な社会情勢の中で、誰もが未来への光を見いだせない。目標や夢なくして、未来を想像できるだろうか。私たちにとって、今求められているのは明るさであり、将来の希望である。
の名言・格言
いい借金とは、「利息よりも大きな価値を将来的に得られる可能性が高い」そんな出費に関する借金です。 悪い借金とは、「将来的な価値を生み出さない、ただ目の前の欲求を満たすためだけ」の借金です。
の名言・格言
成人式のあと、中学の同窓会に初めて出席しました。すごくおもしろかったのですが、その晩「あれ、成人式って人生に一度しかない。こんな楽しい日は二度とないのか」と気づいて、はじめてリアルに将来や人生について考えたんです。人間の平均寿命は80年。その間、五感を通じてさまざまなデータを脳みそに溜めていきますが、死ねば脳が腐ってなくなってしまいます。そう考えると、人が生きていることに大して意味はないんだなと。どうせ生きるのなら、地球に爪痕を残せるようなことをしたい。そこで出た答えが起業だったんです。
の名言・格言
過去たった100年で人類は地球上のかなりの化石燃料を使ってしまった。食糧生産も極限に近づきつつある。森林をはじめとする自然環境の破壊も限界の瀬戸際だ。私が予想する将来は、あと40年、50年は想像の範囲内だが、21世紀の後半には相当変わってくると思う。
の名言・格言
パソコンOSという特定の分野でたまたま成功し、独占的地位を守ることに精を出してきたマイクロソフトが、安易に手を出せるような世界ではない。このことは、マイクロソフトのような質の違う会社には絶対分からない。分かったとしたら、それこそ神様だ。 これまでのマイクロソフトは”ツキ”過ぎだった。人間も企業もツキはいつか必ず落ちるもんでしょ。ゲイツも決して神様ではなかったということが、そう遠くない将来に証明されることになるだろう。
の名言・格言
銀行から借金して資金を作るのは最善策ではない。銀行から借金する企業家が多いのは、そうすれば資金を自由に動かせると思っているからだ。株式を発行して資金を集めた場合、自分の思い通りの経営ができなくなる危険性がある。彼らはそのことを恐れているのだ。しかし、企業家として事業に対する支配権を確保する最善の方法は、たとえ自分の持ち株が50%以下になっても、実績を上げて株主を喜ばせることだ。将来の成長と改革の足かせとなる膨大な借金をするより、その方がはるかにリスクが小さいのである。
の名言・格言
今後必要なのは、「将来に対する想像力」です。本来、今のままの生活が今後も続くとは考えられません。身体も今みたいには動かなくなるはずですし、不慮の病気の可能性もある。一人でも、夫婦でも、その意識を持っていれば、決して無駄遣いはできないはずです。想像力を働かせて将来に前向きに備えておく。スキルを磨く感覚でぜひ、節約を楽しんでください。
の名言・格言
資格試験を受ける際に、二つの基本的なスタンスが必要となる。ひとつは、将来少なくともこの先20年くらいはニーズがありそうだというものを選ぶこと。もうひとつは、資格試験を受験するという体験自体から学ぼうとするスタンスだ。受験勉強という体験が将来に向かって効いてくる。別の資格試験を受けることが億劫でなくなるのだ。
の名言・格言
僕は最初から結婚式を軸にした総合生活カンパニーになるという将来ビジョンが明確に決まっていたので、それにチャレンジしていくためには、絶対に人を育てることが必要だったんです。新しい事業をやるとき、誰に任せるのか。その任された人間が、どうやって事業を掘り起こしていくのか。そういうところで困らないように、前倒しで自分以上の人間を育てることが一番大事だと思っていたので、創業から七年間は人材育成に注力し、その間は新規事業にもM&Aにも一切手を付けませんでした。
の名言・格言
製造業の将来を語るとき、必ず話題に上るのが、若い世代にニートやフリーターと呼ばれる人々が増えている問題です。ものづくりの基礎は人材です。働けない若者、働く意欲を持たない若者が増え続ければ、ものづくりの土台は根底から崩されることになるだろう。しかし私は、この問題についてそれほど悲観していないし、改めて人づくりに取り組むいいきっかけになるとさえ思っています。
の名言・格言
明白なのは、我々にとって唯一の資産は人材だということです。想像力を働かせ、対応策は練りますが、将来を完全に予測するのは難しい。10年先を見据えた現在の長期ビジョンも、作ってからたった2年で環境が激変しました。つくったときにはシェールガスなんて出ていなかった。それだけ変化が激しいのです。ただ、どんな事態になっても、人さえ鍛えておけば、対応できます。だからこそ人材育成にかける思いは強い。
の名言・格言
毎日を「自分の将来のために大切な一日」、「生きているというだけで特別な日」だと考えれば、どれだけ生産的でエネルギッシュになれるか驚くことだろう。
の名言・格言
私は子供のころ、学校の成績がいい方ではありませんでした。でも父親は、「おまえは将来、すごい人物になるぞ」といつも褒めてくれました。根拠なんてないんですよ。ただの酔っぱらいの戯言でしたから(笑)。でも、そう聞かされているうちに、不思議に自信がついてきました。私の場合はたまたま父親が褒めてくれましたが、周りにそういう人がいないことも多いでしょう。そのときは、自分で自分を褒めてあげるしかありません。まずは些細なことでいいから自分を褒めて、やる気を自家発電する習慣をつけることが大切です。
の名言・格言
管理職になったら褒めるマネジメントをしなければならないのだから、肩書のないうちから、人を気持ちよく褒める技術を磨いておくと将来役立ちそうです。
の名言・格言
キングジムは将来どこへいくのか私にも分かりません。自由闊達な会社なので、モノマネでなければGOサインを出します。新しいモノを次々と出して、チャレンジを続けていきますよ。
の名言・格言
私はいま、経営体制から離れていますし、これから先も私自身が経営に口出しすることはありません。そこで辞めるにあたって、ひとつ提案をしています。かつて人々が考えたことのないような発想の転換をして、そういうハードを作っていく。そしてそれに対応するハードを作っていくべきなのです。しかもそのソフトは、いま現在作っているソフトに比べて短い時間と低いコストで作れ、これまでのものとは明確に違うという認識をユーザーに持ってもらえるようなものです。話だけを聞いてもらえると、「そんなものが作れるのか?」と言われそうですけど、そういう挑戦をし続けるのが任天堂のビジネスですし、私が言い続けてきた「任天堂のソフト化路線」というのは、実はそういうことを志向することでありました。そんなことを、私からの提案として新経営陣に残しました。そのソフトが具体的にどんなものかは言えませんが、おそらく彼らは近い将来、少なくとも私が生きているうちに、市場に送りだしてくれるだろうと期待しています。
の名言・格言
近江商人は伝統として主人は直接経営に携わらず、丁稚から叩き上げた有能な番頭に各地の店を任せてやらせるというしきたりであった。またそのために新しく入ってきた丁稚小僧を、将来の幹部、近江商人の伝統を引き継ぐ人間にするための人づくりを行ったものだ。給料も最初は低賃金。むろん最低の人件費に抑えるという考えもあったろうが、極度に質素な生活に耐え抜く意思の強固な人間をつくるという意味も加味されている。夜は習字、算盤、閑散期には礼儀作法から謡曲の稽古をさせ、将来立派な商人としての幹部を育成するという考えがその底には流れていた。
の名言・格言
叔母さんの教育は「貧乏は駄目だ。とにかく出世しなければ」という思想だった。貧すれば鈍するということを身に徹して思い知らされているらしかった。「貧乏していたら、まず第一に誰にも頭が上がらないじゃないか」ともいっていた。それが近江商人の考え方で、私たちは朝から夜中まで、この思想でビシビシと鍛えられた。とにかく我武者羅に勉強させられ、将来の栄光のために現在の困苦に耐える鍛錬を積んだことは、のちの生涯のためにどれだけ役に立ったか計り知れないものがある。 【覚書き|旧制中学時代、5年間叔母の家で生活していたときを振り返っての発言】
の名言・格言
いつも自分はきっと将来何か音楽に関係したことをしているだろうなということは知っていた。そこで成功しているかどうかはわからないけれど、その世界で何かしているだろうなとは思っていた。レコード店で働いていたかもしれない。バンドの一員としてやっていたかもしれない。ただ、決してこの世界にスターになるために入ったわけじゃない。
の名言・格言
「セールスとは、お客様の利益を自分の人柄を通して売る行為である」。従って、売れない理由をお客様や会社に求める営業マンは、成長が期待できません。たとえ断られても、お客様のために自分は何ができるのかを考え続けられる人が、将来、トップ営業マンに育っていく人材。まさに、「フォー・ユー」の精神が求められるのです。
の名言・格言
将来、起業するために若いときから磨いておかねばならないスキルは2つ。マーケティングやセールスのスキルと、人間関係のスキルです。
の名言・格言
今日までの第一物産を築いてきた社員諸君は、建設期の苦労をいやというほど味わってきた人たちばかりである。これらの人たちの同志的な結びつきが今日の力を培いえたのだと思うし、将来に対してもこの信念は変わらない。 【覚書き|第一物産はGHQにより解体された三井物産の一部。その後、旧三井物産系会社と大合同し、現在の三井物産になる】
の名言・格言
半日分の工賃の損失は、長い目で見れば一時的の損失で問題はない。松下電器は将来ますます拡張せんものと考えているときに、せっかく採用した従業員を解雇することは、経営信念のうえにみずから動揺をきたすことになる。 【覚書き|昭和初めの世界恐慌のとき、従業員を一切解雇せず、給料も据え置いたときの発言。生産時間を半日に減らし、余った時間は全社員で在庫を出来る限り売りさばくことに費やすことで経済危機を乗り切った】
の名言・格言
将来の展望に、何があっても揺るがないだけの確固たる信念を持っている人は別ですが、そうでない限りは10年先に目標を置き、そこから逆算で時系列的にやることを決めるような生き方や仕事のやり方は現実的ではないと思うんです。むしろ人生というはゴルフコースでは、最初からホール一点に狙いを定めるより、およそこっちの方向という程度の感覚でクラブを振るほうがいいのではないでしょうか。
の名言・格言
「褒める・叱る」は、相手が将来有用な人材となるための事前準備だ、という視点がすべての基本です。まずは後輩や部下の一人一人に対して、「10年後、こうあってほしい」という姿をイメージしてみてください。そこから逆算して、「今、この場面でどんな言葉が必要か」を考えましょう。
の名言・格言
相手の成長ために褒める・叱るというのは、古くから受け継がれてきた日本人の美点だと思います。「昭和の頑固親父」と言えば、相手の将来を思って、ときに熱く、ときに厳しく育てる姿が思い浮かぶでしょう。それは、正社員ばかりで、終身雇用が保証されていた、高度成長期の話だろう。雇用が流動化している今は、そんな接し方は流行らない。そう思われる人もいるかもしれません。しかし、それは違います。数年後には同僚でなくなっているかもしれない。だからこそ、次の職場で立派に仕事ができるように成長してもらいたい。そう思って部下を育てる。自分の損得を越えた、相手への好意が必要なのです。
の名言・格言
富人を羨むなかれ。彼がいまの富、いずくんぞ知らんその後の貧を招かざることを。貧人を侮るなかれ、彼がいまの貧、いずくんぞ知らんその後の富を胎せざることを。 【意訳|金持ちを羨んではいけない。いまは金持ちかもしれないが、将来没落し貧しくなるかもしれない。貧しい人を侮ってはいけない。いまは貧乏かもしれないが、将来財産を築くかもしれないのだから】
の名言・格言
利益を得るために会社を設立し、経営するという点では、私はビジネスマンかも知れないが、将来の計画を作り、新しい製品や会社を夢見るとき、私は理想主義者だ。
の名言・格言
アメリカ人が投機を好むのは、かなりの部分、植民活動に起因している。将来は明るいし、ますます明るくなっていくとの見方が、アメリカの夢の背景になっている。「アメリカ人は、将来が素晴らしいものになることを知っており、いつも将来を楽しみにしている点で、他国民と違っている」とロナルド・レーガンは語った。建国の父の多くは、土地投機家であった。
の名言・格言
間違いなく将来俺はこうなると言う想い、何が何でもここまでやってやるという夢を持ち続ければ、必ずやまわりは動いてくれます。思いを強く持った人だけが大きな仕事をなし遂げられるんです。
の名言・格言
倹約家の億万長者のことを話すと「それで幸せなんですか?」と言う人が多い。これだけは言える。同所得、同年齢層の中で、お金の心配をしなくてもすむ人たちは、そうでない人たちより幸せな生活を送っている。経済的な不安を持たない人は、目標設定が定まっていて、将来の姿を思い描くことのできる人が多い。
の名言・格言
中小企業と創業まもない企業の95%は業績目標を達成していない。それは、会社の事業計画が商品、市場、顧客移行、マーケティングという4つの要素にしっかりと根付いていないからだ。ほとんどの企業が具体的で明確な将来像を持っていない。
の名言・格言
人生はニアミスの連続だと言ってもいい。我々が幸運とみなしていることは実は単なる幸運ではないのだ。幸運とはチャンスを逃さず、自分の将来に責任を持つことに他ならない。他の人たちには見えないことに目を凝らし、誰が何と言おうと自分の夢を追い続けることなのである。
の名言・格言
上に立つものは見識と判断力を養い、部下に将来への確かな筋道を見せてやる。同時に下意上達、つまり部下の意見をくみ上げる気配りを欠かさないことだ。そうすれば信望は自然と集まる。【覚書き:上記はトップが部下に影響力を持つにはどうすればいいかについて聞かれた時の答え】
の名言・格言
ある事業にとって何が本当に重要なものかを決めるのは、会社のトップにいる重役たちの務めだ。これは気の抜けない戦略のステップなのだ。今現在の利益を上げるために、将来への投資をやめたり、あるいはコスト削減のために顧客へのサービスを犠牲にしたりすると、いずれの場合もビジネスは終局を迎えることになる。
の名言・格言
おのおのの申すことはもっともだが、延引することも時と場合による。今は火急の時だ。わからぬ将来のことを心配しているより、まず目前のことをする。【覚書き|伊達家家臣である鮎貝家の中に内通者がおり、敵の最上義光と組んで謀反を起こしたときの発言。正宗はすぐに反逆者を討とうとしたが、老臣たちが慎重な行動を求めた。正宗は上記の発言をした後、反逆者を即座に討ち取った】
の名言・格言
バッファロー・イブニング・ニューズ社の将来に何が起きようとも、われわれの経済状態は、同社を購入しなかった場合よりもマイナスになろうことを、ほぼ100%確信しております。
の名言・格言
本当に重要なのはトレードのテクニック、システム、そして一連の行動による結果を長期分配することなんだ。しかし、心理的に最も重要なのは、現在のポジションが有効かどうかなんだ。現在のポジションは、どんな統計的正当性も超えて、非常に重要なんだ。長期統計値が味方し、将来の利益率をカバーしてくれると想定して、現時点のトレードがうまくいくように自分のルールを曲げたくなる。取引上の大罪の2つは、損失に幅を与えすぎること、それから早々に利益を確定してしまうことなんだけど、いずれも現在のポジションを成功させようとして犯してしまう罪なんだ。長期的にみると多大な損害だね
の名言・格言
外からとやかく言うべきことではないだろうが、エコノミストとして見る限り、移民を増やそうとしていないことは日本経済を将来難しい状況に追い込むと思う。生産性上昇や労働人口に限りがあれば成長は鈍くなってしまう(日本経済の先行きへのコメント)
の名言・格言
60年以上もこうした仕事をしていると、話をしただけで、この人は立派だとか、まじめだとかわかる。中小企業の社長さんでも、豪華な車を乗り回し、派手な服装をしている人が多いが、こういう人のいる企業は概して将来が暗いね。
の名言・格言
出費に見合う金を稼ぎ出そうと懸命で、投資に回すお金の余裕がないというのでは行き詰まりだ。将来値上がりの期待ができる投資物件や証券を買わないで、経済的に自立して老後を心配しないですむようになるのは無理と思った方がいい。将来、資産家になりたいと思うなら、住宅ローンは年間の現金所得の二倍以内に抑えること。それ以上の高い家は絶対に買っては駄目。
の名言・格言
蓄財優等生は「現金収入を生み出さないが、将来資産価値の上がる可能性のあるもの」に投資する傾向がある。彼らが投資するのは、非上場会社の株、不動産、上場株、あるいは年金など税金の支払いが繰り延べできる性格のものである。このような投資をするには、じっくり考える時間が必要だ。そして、このような投資こそが資産の基礎となる。それにひきかえ、蓄財劣等生は自動車など時間が経つにつれ価値の下がるものにばかり金を投じるのである。
の名言・格言
どう変わるのか、答えは誰も教えてくれません。しかし、シグナルはあります。自分の頭でしっかり考えて、それを信じて決断することです。少なくとも、この路線で行けば将来必ずこうなるという時代ではないことだけは認識している必要があります。
の名言・格言
遊びは若いうちからやんないと、とんでもないことになるんだよ。いい歳になってから、酒だ博打だ色の道だなんてはじめると、免疫がないから匙加減、切り上げどころってものがわからない。のめり込むだけのめり込んで、気が付きゃ家族崩壊、将来も棒に振るなんて取り返しのつかない事態になっちまうんだ。
の名言・格言
NUMMIにトヨタ生産システムを導入した時のことです。アメリカ人は問題が起きた時に機械で直そうとするんです。それに対し、トヨタ生産システムはやり方で直そうとするわけです。ここに明らかな文化の違いが出てくるんです。【覚え書き:NUMMIとはトヨタとGMの合弁自動車製造会社New United Motor Manufacturing, Inc.の略称。2009年でGMとの提携が終了し、NUMMIの工場施設は将来的にはトヨタの電気自動車製造の拠点になる見通しである。読みはヌーミ】
の名言・格言
パレートの法則が使えない場合もあります。一つ目は、もっと他によいやり方がある場合です。二つ目は、将来に向けて打つ手にはデータがないために、どれが最も価値が高い仕事になるかまったくわからない場合です。ついでにもう一つ、今から独立しようとしている人にとっても、この法則は役に立ちません。商品、地域、客層の決定が大事なことは言うまでもありません。もしこれらの決め方が悪ければ、一年どころか半年もしないうちに行き詰ってしまうでしょう。
の名言・格言
私は1982年に給料の良い一流会社を辞め、五店舗を構えるシアトルの小さなコーヒー小売会社、スターバックスに転職した。この会社の現状にではなく、将来性に惹かれたのだ。私はたちまちスターバックスの情熱と本物志向に心を奪われた。 【覚書き:家庭雑貨を扱うスェーデン企業ハマープラスト・アメリカ支社の副社長兼総支配人の地位を捨てスターバックスに入社した時を振り返っての発言】
の名言・格言
企業の合併には綿密な現状分析と周到な準備、そして確固たる将来の見通しに立脚した経営責任を負う者の勇断が不可欠だ。【覚書き|日商と岩井の合併について振り返った時の発言。商社間の合併は企業文化や制度が違うため難航した】
の名言・格言
事業の目的は第一に人類の将来を幸福ならしめるものでなければならぬ。第二に事業と言うものは営利を目的とすべきではない。自分が働いて奉仕の精神を発揮するということが、モダン・マーチャント・スピリット(近代商人魂)だ。
の名言・格言
毎日の仕事の中で、いかに従業員全員がハングリー精神に対抗できるだけの姿勢をとれるか。私は「危機感」というより「センス・オブ・アージェンシー」、つまり、緊迫感、緊張感、焦燥感といった危機意識を持つことが大事だと言い続けている。つねに全員が言われた通りの仕事だけをやるのではなく、もっと視野を広げて事業ごとの業界の動きを把握しながら、2・3年後の将来に向けたベンチマーキング(定期測定)をするということです。
の名言・格言
利益を上げて経営状態が良くなってくると「うちの会社はいま何百人の社員がいる。将来は、何千人にするんだ」といって、買収を繰り返し、組織を拡大していく経営者がいます。つくづく疑問に思います。みんな規模を拡大しようとする。足し算の発想をするのです。しかし僕は、もう徹底的に引き算の発想をしようと思って、有無を言わさず本社を移転しました。余計なものを排除する。つまり、規模を捨てたんです。徹底的な引き算の発想を、社員に示したつもりです。
の名言・格言
組織は放っておくと、いつしかセクショナリズム(縄張り意識)が生まれ、工場や事業部が競い合って人を増やしたがるようになる。そうなってしまったら最悪です。私は日ごろから「仕事を作ったうえで、人を採るのがものの道理だろう」と言っています。今現在、仕事がないのに将来のために人材を採ってどうするのかということです。要はいらない組織は作らない。いらない人は採らないということです。徹底しなければいけないのは、このように単純なことなんです。
の名言・格言
これからの日本企業はもっと前工程に力を注いでいくべきです。そして、この部分では行動第一のファイアー(構える前に撃て)文化に基づいたトライ・アンド・エラーを徹底しないといけない。また、より大きな視点から日本の再生を考えれば、まず現在置かれている環境をしっかりと認識し、それから今後どうしていくかという将来に対するしっかりしたビジョンを持つ必要があります。
の名言・格言
安易な間違いはしないよう厳しく伝えてはいますが、必死に考えてもどうしようもない間違いはある。だから、思い切ってやってほしい。お客様に迷惑をかけなければ、会社に多少の損害があっても、それは将来のための投資だと思っています。
の名言・格言
経営者に必要な資質は、「現状を正しく認識できる判断力」と、「将来の姿を洞察できる先見性」、「現状を将来の姿に導く執行能力」です。執行能力がなければ進む方向を間違えます。そして他人を陥れたり策略を弄することなく真正面から戦うことです。