「創業者」に関する名言
の名言・格言
僕は、インスタントラーメンは地球を救うと思っているんです。保存が利くし、食べたい時に食べられる。世界の全人口70億人のうち、飢餓人口は9億2000万人に達すると言われています。アフリカを中心に、10億人近く、まだ飯が食えなくて餓死している人たちがいる。BOP(低所得者層)の問題を解決しない限り、平和はありません。北アフリカの民主化運動というのも、要するに食えないからです。それで平和になるわけがない。当社の創業者が残した「食足世平(しょくそくせへい=食が足りてこそ世の中が平和になる)」という言葉は、全くもって正しいと思います。
の名言・格言
味の素創業者鈴木三郎助は、創業の翌年には台湾へ売り込みに行っていますし、その7年後にはニューヨーク事務所を開設しています。このように地球規模の発想も創業者たちから綿々と受け継がれてきたものです。
の名言・格言
創業者はよほどのことがない限り、「辞めろ」とは言われない。だからこそ、元気なうちに引導を渡した方が後輩たちにもいい。気力、体力のあるうちに下山した方がいい。
の名言・格言
改めて感じるのは、創業者は元気なうちに次の世代にバトンタッチすべきということだ。現役でもやれる自信があるタイミングなら、いざという時に後方からバックアップできるからだ。
の名言・格言
ポールも私も、大企業でソフト開発に携わった経験があったので、管理が行き届いていることが時にマイナスであることを知っていました。我々が一番望んでいたのは、人材や開発ツールに投資することにより、優秀な人材が集まって楽しく仕事のできる環境を作ることでした。 【覚書き|ポールとはマイクロソフトの共同創業者ポール・G・アレン】
の名言・格言
創業者の経営理念である「商いは全ての人に仕えること」をモットーに、これからもお客様にお選びいただける企業となるよう全力を尽くして参ります。
の名言・格言
売れるものに乗っかって売り上げを伸ばすのは、誰にでもできる。売れないものを売れるようにするのが、本当の商人ではないか。 【覚書き:バスクリンのヒットで得た資金を漢方研究に注いだことに対して、社内から批判を受けた時の発言。漢方の研究は父であるツムラ創業者のライフワークだった】
の名言・格言
お金と強い意志を持って、時間管理を重視し、モノを大切にし、そしてなんといっても人間を大切にしながら真心を込めて事業経営をしなければならないというのが「きんとま」哲学の原点です。これを社員に徹底して浸透させるようにしています。 【覚書き|「きんとま」とは、創業者井上貞治郎氏の造語。「きん」は「お金」と「金属のような硬い意志」、「ま」は「真心」と「間」を意味している】
の名言・格言
何度も連続して大失敗をしたら、話は別かもしれませんが、1回の大失敗で責められることはありません。これはアーリン(創業者のアーリン・パーション)が社長だった時代、腕利きのバイヤーが仕入れたニットがまったく売れずに、多額の損失を出したことがありました。さすがにバイヤー本人はクビを覚悟していたのですが、アーリンから呼び出される気配はない。とことが、忘れたころに突然呼び出しがかかったそうです。アーリンは責めるわけでもなく「次のシーズンは何が来ると思う?」と尋ねたそうです。そして、ひと通り話したあと「あのニットが売れていたら、きっと大きな利益を生んだに違いない。私はそれを理解している」と言いました。
の名言・格言
目標が定まったら、できるだけ早く目標に到達せよということです。研究開発のスピードは、遅れたら遅れた分だけ命取りになります。ファナックの研究所の玄関には「10倍速く回る時計」があります。商品化のタイミングや開発速度の重要性を研究者全員に意識させるため、創業者の名誉会長(工学博士 稲葉清右衛門)が社長時代に研究所にプレゼントしたものです。
の名言・格言
創業者は常に乱世に輩出する。乱世では組織とか機構とかいう表面的な問題は無視され、人の魅力とか、迫力とかが一番ものをいう。それだけに乱世ほど人間像がくっきりうかびあがる時代はないし、善にも悪にも極めて個性の強い独立不羈(どくりつふき)の人物が続々と生まれてくる。
の名言・格言
忘れてはならないのは企業らしさだ。個性という一本の筋が通っていなければならない。創業者というのは頑固で、判断を間違えてお客さんが離散してしまうあぶなさもある。それでも、「らしさ」を維持する頑固さが必要だ。
の名言・格言
私は初心忘れるべからずを座右の銘にしている。私の言う初心とは百年前の創業者の志のことである。創業者の精神をみずみずしく持ち続けてこそ、発展の機会がある。