「凡人」に関する名言

俺は、天才という言葉が嫌いだ かつて俺が天才だと思ってた奴は 単に人よりたくさん頑張っていただけの凡人だったし そいつが長い時間かけて流してきた汗を 積み重ねた努力を 天才の一言で片づけてしまうのは 実はとてつもなく失礼な事ではないかと思うからだ

４０歳くらいのとき、仕事で壁にぶつかり、思うように周りから評価もされず、非常に迷っていた時期があります。かの孔子は「四十にして惑わず」と述べていますが、凡人にとっては、なかなかそうはいきません。逆境にあって、人生とは何か、生きるとは何かを真剣に考えさせられました。

私自身、普通の大学を出て無名の企業に就職した凡人の典型です。ですが、与えられた営業の仕事に必死で取り組み、トップセールスになったことが、いまの自分のベースになっています。何の取り柄もなかった自分に取り柄ができたのです。

心の中の憤りをなくし、憤りを表情にださぬようにし、他の人が自分と異なったことをしても怒ってはならない。人それぞれに考えがあり、それぞれに自分がこれだと思うことがある。相手がこれこそといっても自分はよくないと思うし、自分がこれこそと思っても相手はよくないとする。自分はかならず聖人で、相手がかならず愚かだというわけではない。皆ともに凡人なのだ。

ベンチマーキング、自分の仕事と同じトップクラスの物事を比較してみるという作業は、品質向上に欠かせない道具だ。比較することで、自分がどの程度うまくやったのかがわかり、たいていはどうすればもっとうまくやれるかもわかる。あなたの目標とする人物と凡人との間に差があるなら、その人物の仕事ぶりを観察し、どういう行動がその差となって表れるのか、突きとめてみることだ。

我々の軍人のほとんどはナポレオンではなく、平凡人に過ぎない。平凡人であるがために責任の重さに打ちひしがれるという大弱点を持つ。

天才も不滅ではないということほど、凡人にとって慰めになることはない。

バカと天才とは、この世に存在することはまれである。すべてが我々凡人の世界である。そのなかで半歩前に踏み出すことのできる勇気を持つことが大切である。

天才の特徴は、凡人がひいたレールの上に、自分の考えを乗せないことだ。