「信頼」に関する名言
の名言・格言
管理職が部下に対し、「仕事が終わるまで会社にずっと張りついていろ」と命じるのは、基本的には管理職のエゴで、自分が見ていないとその人たちが働かないと思い込んでいるからだ。こうした発想は、そこまで人を信用できないのかと情けなく思う。「俺の目が届く範囲で必ず仕事をしてくれ」と思っているわけだから、これは結局、部下を信頼していない証拠だ。しかし管理職が部下を信頼できないのであれば、組織でうまくやっていけるわけがない。みんなに常に見られている中で、行動も発言もがちがちに抑えられる。そんな縦社会の中で、創造的な発言ができるだろうか。斬新な発想ができるだろうか。
の名言・格言
サッカーは急には巧くならない確かにそうかもしれない しかし 積み上げてきた努力はある日ある時突然に花開くことがある そしてそこには必ず信頼すべき仲間の存在があるんです
の名言・格言
「あなた 神様 信じますか?」 「信じません」 「…………今まで生きてこられた中で 悩みや不安 後悔など 感じられたことはありませんか?」 「それはたくさんあります」 「神様 そういうのから救ってくれます」 「本当ですか…?」 「ええ! あなたが神様を心から信じれば きっと…」 「自分のことも信じられないのに…?」 「…え……いや…あの…」 「そろそろ仕事に行かないとならないので」 「あ…あの…差し支えなければ…一体…あなた 何のお仕事を…?」 「子ども達の信頼なしには 成り立たない仕事です」
の名言・格言
敵を見抜く事に囚われるより まず 誰が味方か知る事です 私はまだ未熟ですが ゼン様の側にいて、信頼を得られる男になります ゼン様、私に、あなたを守らせて下さい
の名言・格言
あなたにとっての最初のステップは、自分の会社を、市場で最も信用され評価され大事にされる商品・サービスの提供者、アドバイザー、ソースと見なすことだ。あなたが顧客にとって業界で最も信頼のおける親友、最も確かな専門知識の持ち主、市場一番の達人なのだと認識しなければいけない。
の名言・格言
悩んだときには、友達に相談する代わりに、ノートなどに悩みを書き出すことで外に出すという方法も役に立ちます。このときは、たんに「苦しい、つらい」と書き連ねるのではなく、起こった事実と現在の心理状態をリポートする気持ちで書きましょう。「自分はいま、悲しいと感じている」「悔しさも感じている。その理由は……」と、自分を客観的、俯瞰的に見つめながら書くことです。「過去の成功体験を書き出す」のもいい方法です。「あのプロジェクトではチームの信頼を得られた」「あのときは上司に褒められた」など、よかった出来事を列挙することが、自信を取り戻すきっかけになります。
の名言・格言
私が誰かの役に立とうとすれば、たとえ結果が失敗に終わったとしても、二人の間の信頼関係は残ります。次の機会には、きっとまた声をかけてくれるはずです。自分が組織の一員であることを自覚し、チームワークを大切にしていれば、成功も失敗も次につなげていけると信じています。
の名言・格言
「世界で一番『ありがとう』を集める」というのが、TOMAコンサルタンツグループの夢です。「明るく・元気・前向き」の経営理念に基づき、目先の利益だけを考えず、クライアントから信頼されることを第一に考えて仕事に励んできました。お客様の笑顔がみえると、自然に「仕事が楽しい」と感じるのです。
の名言・格言
あなたが誰かに頼られたら、喜びを感じませんか? 人は誰かに頼られることで元気になるものですし、頼むというのは何よりの信頼の証です。人からモノを頼まれるのは相手にとっても気分のいいことだと、開き直ってしまうべきです。ただ、頼るほうも、その感謝と喜びの気持ちを相手にしっかりと伝えなければなりません。
の名言・格言
人を育てるために大事にしているのは、「面倒見のいい組織」づくりです。上に立つ者が社員一人一人をよく観察して、その社員が必要とするところを教育する。それで人は育つし、上司への信頼度も高まります。
の名言・格言
近江商人の言葉に「売り手よし、買い手よし、世間よし」の「三方よし」があります。僕は滋賀出身だから知っていますが、これは順番が違っていて、本当は「買い手、世間、売り手」。つまりまずお客に信頼され、それによって社会でも評価され、最終的に自分も潤うのです。
の名言・格言
幼いころ近江商人の「三方よし」という考えを教わったが、この意味が分かったのは40歳も過ぎたころです。まずは客に信頼される、次が社会または世間に信頼される、そして自分よし。川上にいる発想に立つと、まずは自分よしとなってしまう。そうではなく、よいかどうかを決めるのは客なのです。
の名言・格言
コンサートが成功するかどうかは最初の練習で決まります。たとえ初顔合わせであっても指揮者が式台に上がった瞬間に楽団員はその個性を敏感に見分けるものです。指揮者に求められるのはまず第一に人間的な信頼を基にしたオーケストラ掌握力、つまり人格なのです。
の名言・格言
営業とは、人間関係だ。一番強固な関係を築けた人がその信頼関係によって相手に買わせることができる。人は、信用のできる、自分に一番似た人から買う。実際に売れそうな相手は、あなたを信用して何かを打ち明けようとする。単に情報が欲しいだけの顧客は、自分のことや自分が求めているものを伝えようとしない。
の名言・格言
キャッシュポイント(収入の入り口)がひとつしかない人は、それにしがみついて、それをくれる人にゴマすりをする人生になってしまいます。複数のキャッシュポイントがあれば、余裕をもって自然体でやっていけます。セールスマンなら、ゴリ押ししなくてもよくなり、顧客への信頼につながります。
の名言・格言
難解な言葉は使わない。小学生でも理解できる易しい言葉、表現を使うべきでしょう。すると、自分も自信を持って相手と向き合えるから、信頼が生まれてくる。
の名言・格言
上司にはひとりの人間の人生を変えるほどの責任がある。部下がもつ能力を見出し、伸ばし、仕事に貢献させる。それによって本人に自信と実力がつき、周囲から信頼が得られる。
の名言・格言
リレーという団体種目は、「チームワーク」「絆」「信頼」といった科学では証明しにくい要素が思わぬ力となり、結果に結びつくことがある。実際、メンバーの気持ちに温度差が生じると、バトンミスなどにつながる恐れもある。
の名言・格言
「月商○○○万円。達成できたら給与アップ。できなければ給与ダウン」と、飴と鞭を与えたところでチームワークは生まれません。職場、つまりチームで自分が必要とされているという安心感と、感謝の気持ちを介した信頼関係の構築によって、はじめてチームワークが醸成されていくのだと信じています。
の名言・格言
自他ともに認めるチームの大黒柱とは、目立たないところで仲間の何倍もの努力を重ね、周囲の信頼を獲得していく努力が欠かせない。あいつで負けたなら仕方ないと仲間も指導者も思える大黒柱を抱え、かつチームワークを最大限に発揮できるなら、結果はおのずからついてくるものです。
の名言・格言
チームといっても、結局は一人ひとりの人間です。その一人ひとりと真剣に向き合い、本音をぶつけ合わなければ信頼関係をつくることはできません。
の名言・格言
選手と監督のあいだは信頼関係でしか結ばれない。世間では人間関係は相手を知ることからはじまると言うが、むしろ自分自身を裸にして良く知ってもらうことが先決ではないだろうか。
の名言・格言
共感できて信頼できる人間関係をつくること。それが私の信念なので、結果的には新しい職場の人たちとわかり合えたのだと思います。市長は選挙で選ばれてポンと入ってきちゃうので、職員の皆さんは私がどんな人間なのかわかりません。それでも市民に選ばれた市長なので、言うことに従おうと動いてくれます。でもそんな義務感で働いてもらうのではなく、市民の皆さんの幸せのために一緒にやっていくという気持ちになってもらう必要があります。
の名言・格言
プレゼンにおいて何よりも重要なのは、自分の信念を話すこと。人間は信念を語るとき、体からオーラが出ます。そのオーラがお客様の信頼を勝ち取るのです。
の名言・格言
信頼関係があってこそ、叱り言葉は部下に届く。雑談やプライベートの悩みもオープンに話せる「1対1」の関係を築くことが大切。意識して数か月に一度は、部下の話を聞く場を設けましょう。
の名言・格言
前提として互いの理解と信頼がなければ、いくら叱っても子供に真意は伝わりません。避けられるだけです。叱る以前に、子供に関心を持ち、夫婦で協力し、愛情を注ぎ、自ら手本となる生活をし、別人格として子供を尊重する……といった家庭、夫婦のコミュニケーションがしっかりしているかどうかが重要なのです。
の名言・格言
叱ることがプラスに転じるのは、お互いの信頼関係ができていればこそです。嫌なことを言われたとたん、心のシャッターを下ろす部下も確かにいます。もうこの上司とは話さないという。そうなると、上司のほうもどこまで踏み込んでいいのか、迷ってしまいます。そこで部下のシャッターを下ろさせないためには、日ごろから信頼関係を築いておくことしかないのです。
の名言・格言
影響力を最大限に発揮するには、部下に信頼されていなければなりません。そのためには言動の軸がブレないことが前提となります。また、甘やかすだけでなく、部下のキャリアを考え愛情を込めて「怖い」と思われるくらい叱ることも忘れてはいけません。
の名言・格言
スタッフのミスも頭ごなしに叱ることはしないで、そのスタッフの言い分もしっかり聞くようにしました。部下からの信頼を得て、それをもとに彼、彼女らの仕事の質を上げていくためには必要なことだと思います。
の名言・格言
細かいことで私欲を出したり、無理に人を押しのけたりすることは感心できません。たまに赤字覚悟、損得勘定抜きの場合があってもいい。その方が相手側の信頼を得て、結局はプラスになって返ってきます。
の名言・格言
相互信頼を本物にするため、まず自分が他から信頼される人になる。信頼される人になるためには、どのような行動基準が求められるのか。この五カ条はわかりきったことかもしれない。しかしわかりきったことが、なかなか行えないのである。 一、相手の立場になって物を考える 一、約束をきちんと守る 一、言うことと行うことを一致させる 一、結果をこまめに連絡する 一、相手のミスを積極的にカバーする
の名言・格言
信頼されることは人間にとって究極の動機づけである。それは人の最善の姿を引き出してくれるものである。しかし、それは時間と忍耐が必要だ。そして、その信頼に応えられるレベルまで能力を引き上げるための訓練が必要になることもある。
の名言・格言
人間関係における問題のほとんどは、曖昧な期待、あるいはお互いの期待像の相違に端を発している。仕事で誰が何をするかという問題にせよ、誰が部屋を掃除し、誰が魚にえさを与え、誰がゴミを出すかという問題にせよ、不明瞭な期待像が誤解、失望、積み重ねた信頼の減少に結び付いていることは間違いない。
の名言・格言
己の分を知っている人は、人の信頼も得られ、社会の中で重くなっていく。不満な人は会社で絶対に伸びない。 【覚書き:経団連会長時に出世する人はどんな人かと問われての発言】
の名言・格言
相手が信頼するに足れば、自らも信頼に値するものにならねばならぬとする努力。これが相互信頼の真髄である。 【覚書き:日産自動車社長時の発言。労組との交渉について語った時の言葉】
の名言・格言
会話の量を増やし、メッセージ量を増やせば増やすほど、それに比例するようにして、あなたは相手に信頼されるようになる。どんなことでもいいから、どんどん会話をしよう。言葉を交わすというのは、心を通じ合わせることに繋がり、会話をすればするほど、相手の心を引きつけることができる。
の名言・格言
ロンドン・ビジネス・スクールで組織論を教えるC・ハンディ教授によると、人に好かれるコツ、信頼されるコツは「とにかくいろいろなサービスを、何度でも繰り返してあげること」であるという。「これだけのことをしてやったんだから、大丈夫だろう」と思ってはいけない。「これだけのことをしても、まだわからないぞ」と警戒するくらいでちょうどいいのだ。
の名言・格言
人間関係というのは、私たちが考えている以上に、脆弱な基盤から成り立っている。強固に見える信頼関係だって、見せかけの強さで成り立っている。たとえ、相手が「俺とおまえは本当の友達だよね」などと言ってきても、それを鵜呑みにせず、せっせと相手に尽くそうとしたほうが、上手くいくことが多い。一度でも、信頼を失わないようにするために、あれこれと気を配る必要があるのだ。
の名言・格言
将たる器という言葉があるが、将たるものは明確な意志を持ち、決断のできる人でなければならない。何事につけても「君に任すよ」と言いながらも、何事につけても不満な上役がいる。自分に意見があったうえで「君に任すよ」というのは相手に対する信頼感があるから言えることである。ところが、自分に意見がなくて、どうしていいかわからないから「君に任すよ」という上役がいる。こういう上役は要注意だ。上の人が自分に意見がなくて君に任すよというくらいなら、下の者としては隅々まで指図された方がずっとやりやすい。
の名言・格言
リーダーの条件とは厳しさの中に隠れた優しさだと思います。信頼がなくなれば、リーダーシップは瞬時に崩壊します。それはお客様との関係においても同じです。信頼とは、一度築き上げればそれで完成するものではありません。ときが経てば消耗するし、錆びてきます。常に磨きをかけ続け、機能障害を引き起こす前に新しいものにしなければいけないと思います。
の名言・格言
西郷は実に漠然たる男だった。この難局を俺の肩に投げかけておいて行ってしまった。「どうかよろしくお頼み申します。後の処理は勝さんが何とかなさるだろう」と言って、江戸を去ってしまった。この漠然たる「だろう」には俺も閉口した。実に閉口したよ。西郷の天分が極めて高い所以は、実にここにあるのだよ。【覚書き|大政奉還直後、幕府から新政府へ政治が引き継がれる途中、一時的に無政府状態になったときの話。西郷隆盛は旧幕派の海舟に事後処理を任せ薩摩へ帰った。信頼した人物に仕事を一任するという、西郷の仕事のやり方を良くあらわしたエピソード】
の名言・格言
人は信頼されて仕事を任されれば、未知の分野でもよくその任務をこなすものである。むしろ以前の職種より能力を発揮するケースだってある。要はその人の才能を見抜き、任せることだ。
の名言・格言
本心から部下を信頼して仕事を任せてきた。 【覚書き:銀座本社ビルの売却、生産品目削減など厳しい事業合理化を実施し、合理化をなし遂げた時を振り返っての発言】
の名言・格言
信頼とは二つの柱の上に成り立っています。ひとつめは成果(パフォーマンス)です。成果が上がらなければ信頼されません。もう一つの柱は透明性です。成果が上がっていなくても、透明性があれば会社は信頼を得ることができます。何か問題があったら、それを明らかにして対応すること。何か過ちを犯したら、きちんと公表して対処すること。これが大切なのです。
の名言・格言
危機下の状況では、情報の出所を一つにする必要があります。誰が話をするのか、それはもちろんトップです。まずは現状について、それから今どんな計画を立てて、何をしようとしているかについてトップが話をする必要があるのです。それがトップの責任なのです。これは、危機下の状況にある企業が失われた信頼を取り戻すためのひとつの方法でもあります。
の名言・格言
会社を組織してみれば、自分一人では何もできないことがすぐわかる。心から信頼できる協力者、自分とは違う能力を持ち、価値観が同じ人間を発見できれば、さらに強力な企業を築くことができる。会社の草創期にどのようなシグナルを送り、いかなる価値観を植え付けるかという問題を決して軽んじてはならない。パートナーと組むときも社員を採用するときも、あなたと同じ情熱、意欲、目標を持つ人物を選ぶことが必要だ。
の名言・格言
社員の信頼を勝ち取るには、次のことを実行する以外にない。誠実な態度で社員に接し、事業計画に対する理解と情熱を分かち合うことが必要なのだ。そして、最後までやり遂げ、約束したことは必ず実行しなければならない。約束が絵空事でないことを身をもって示さなければ、誰もついて来てはくれない。
の名言・格言
本来、弱い士卒という者はいない。もし弱い者がいれば、その人が悪いのではなく大将が励まさないことに罪がある。 【覚書き:鑑連は部下を育てるのが上手いと言われた武将。武功のない部下には期待し信頼していることを伝え、武功をあげた部下には小さいことでも大いに喜び褒めた】
の名言・格言
自分はただローマに対して戦っているのである。ローマとの同盟を強制されたイタリア人と戦っているのではない。 【覚書き:トラシメヌス湖畔の戦いでローマ軍に大勝し、1万人以上の捕虜を捕えた。そのうち、ローマと同盟関係にあったイタリア諸都市の捕虜を解放するようハンニバルが命令を出す。なぜいままで戦っていた者を解放するのかと部下がハンニバルに聞いた時の返答が上記。この捕虜開放でイタリア諸都市から信頼を得、カンナエの戦いでの大勝利への素地となった】
の名言・格言
私はドイツの問題について語ることなく、この場を去ることはできません。あなたは自分を信用せよと言っておられるが、あなた自身が我々を信頼していないのではないでしょうか。【覚書き:ノルマンディ上陸作戦後にヒトラーに面会した時の発言】
の名言・格言
これ賢、これ徳、よく人を服す。 【覚書き|息子の劉禅に対する遺書の一節。賢とは聡明さ、徳は人徳を表す。部下や国民を感服させ上手く用いるには、武力や権威ではなく聡明さや思いやりの方が重要だという言葉。関羽、張飛、諸葛亮などの有能な人物から信頼を受け国をつくり上げた劉備の人となりをよくあらわした発言】
の名言・格言
蓄財優等生は蓄財劣等生の二倍の時間を資金運用のためにかけている。資金運用計画と蓄財の間には強い相関関係がある。蓄財劣等生の場合、資金運用の専門家に相談する時間、信頼できる会計士や弁護士、投資顧問を探す時間、資金運用のセミナーに出席する時間などが優等生に比べはるかに少ない。
の名言・格言
信頼関係は自分自身の心の反映だ。たとえ、自分が損をしたとしても、人を信じていく。その中でしか、信頼関係は生まれない。信頼とは、外に求めるのではなく、自らの心の内にもとめるべきものなのだ。人生というのは魂の修行の場ではないかと考えている。苦難は魂を純化、深化させるために与えられている試練であり、成功もその人間がどこまで謙虚でいられるかを試すものでしかない。
の名言・格言
あなたの瞳を欺瞞の世界よりそらしなさい。自分の感情を信頼するのをやめなさい。感情はうそつきです。あなた自身の中に、個を排したあなた自身の内側に、永遠の人を探し求めなさい。
の名言・格言
ともすると人間は評価が高まれば、驕りやすくなるものです。驕りを持って尊大になれば、どんな能力と実績があっても決して尊敬されることはありません。自信と誇りは持ち続けるべきですが、相手を尊敬する謙虚さを忘れないことが大切です。そしてそれが本当に高い評価と信頼を得ることにつながります。
の名言・格言
いまから考えるとずいぶんとひどい偽物をつかんだことも再々あって、そのたびに歯ぎしりして悔しがったものだが、それもどうやら度胸のようなものになって結局は信頼のおける道具屋の意見を用いるのが一等よいと悟ったものである。
の名言・格言
マーケティングという意味で、人があなたを知るようになるのは、あなたがコミュニケーションを通して描く「一貫した」役どころ、または人物像・キャラクターを通してしかない。残念ながらほとんどの経営者は、市場に対して何の人物像も描き出していない。あなたは人々に好まれる信頼できる人物像をつくらなくてはならない。これがうまくできればできるほど、人はあなたを知っていると感じ、あなたを信頼する可能性が高くなり、ビジネスは早く大きくなる。
の名言・格言
上から与えられるのでは駄目だ。若い人たちが自分たちで獲得するものでなくては、エネルギーは出ない。労使関係は信頼関係によって成り立つもので、それは労使交渉を通じて、労使双方が真剣に切磋琢磨することから生まれる。
の名言・格言
後悔先の立たずですが、最先端の技術にチャレンジする際の事前の能力の検証に問題があったと反省しました。過度に信頼したのが原因でしょう。失敗だと思った瞬間に素直に失敗を認めました。【覚書き:北米部長時に北米航路のコンピュータシステム開発をした際の言葉。約120億の損失を出すこととなる】
の名言・格言
HAM(ホンダ・オブ・アメリカ・マニュファクチュアリング。ホンダの米国生産子会社)では毎年1・2回、アソシエート(従業員)の代表1・2名がプレジデント(社長)と会話する機会があるんです。大勢の中から選ばれるのでしょう。嬉々としてやってくるんです。なにより話すことが大切なんです。彼らは私の思いが聞きたいのです。コミュニケーションも含め、信頼関係の大切さを実感しました。いくらいい話をしても、信頼してもらえなきゃ終わりですから。大切なのは、お互いの信頼関係だと思うんです。だから現場にもなるべく行きました。
の名言・格言
年に二回の賞与時期の幹部会では、800人の幹部を一人一人壇上に上げて「ごくろうさん」といいながら握手をして、賞与を手渡しします。そのときに、ちょっとした会話をするのですが、心が通じ合うのを感じます。「顔色悪いけど大丈夫か?」「ちょっと風邪をひきまして」とか、「お世話になりました。定年なので最後になります」と言われれば感極まって思わず両手を握ってしまいます。目と目を合わせ、言葉を交わし、手を触れ合う。その数秒のことが信頼関係の土台になり、経営意思を受け入れてくれる信頼の土壌になると思うんです。
の名言・格言
キヤノンでは毎朝一時間ほど役員たちが朝会を開いています。50年ほど前から続く伝統です。ざっくばらんな議論の中で、互いの考え方を知ることができます。お互いを知ることによって信頼関係も生まれます。海外の出張先から相談の電話がかかってきても、普段のコミュニケーションが土台にありますから、相手の考えや問題意識を即座に把握することができる。スピーディに意思疎通が図られ、答えを出すことができるんです。