過去の名言から知り、今の生活に生かす

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「不祥事」に関する名言

江上剛

の名言・格言

いまや成果主義が主流となり、過大な目標が押し付けられることも増え、それが要領のいい上司や部下を増やす結果につながりました。また、成果を求められるあまり、一部社員によるデータのごまかしや数字の改ざん、企業不祥事も多発しています。そのため、社員個々の成績ではなく、チームワークで動いて、力を発揮することが求められるようになりました。部下の面倒を見ることは厄介なことですが、上司として、それをやらなければならなくなったのです。

桑畑英紀

の名言・格言

ミスやクレームが発生したとき、いかに早く報告させるか。そのためには、「早く報告して良かった」という実感を部下に持たせることが大事です。結果だけを評価して、頭ごなしに失敗をなじる。これは最悪の対処法です。ある部下が、トラブルを未然に防げなかったとします。でも、報告してもろくに経緯も聞かずに怒られるだけだと思い、しばらく取り繕って隠していた。そして、問題は日増しに大きくなって……。不祥事が生まれる典型的なパターンです。

西村英俊

の名言・格言

社長自身が知って、事実を発信する。公表する、恐れない、そして評価する。社長が情報を使って見せれば、社長が訓辞で言っている何でもオープンにせよとはこういうことなのかと、役員、職員が実際に理解して、不祥事に関する情報も聞こえてきやすくなります。もちろん安心してしまってはいけません。会社のコミュニケーションを良くしましょうと訓辞で言っているだけでは、しょせんお念仏。

稲盛和夫

の名言・格言

事業経営においては、不誠実な人や不祥事を起こすような人はリーダーにはなりえません。リーダーはよほどしっかりした人間でなければならないのです。

江口克彦

の名言・格言

会社の仕事を公の仕事だと社員の訴え続け、理解してもらうことは経営者の極めて重要な責務です。会社が公のものであるならば、私たちは個人のためだけに仕事をするのではありません。社会の人々のため、社会の発展のため、人々の幸せのために仕事をするのだということになります。経営者がそのことを訴え続ければ、社員の人たちも自分たち自身のためだけではない、社会のために働いているのだと考えるようになるでしょう。いわば公に尽くす心意気というものが社員の中に生まれてくるのです。そのような会社であればこそ一段と発展するでしょうし、当然不正や不祥事など行わず、社会的な尊敬も得られることでしょう。

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