「ベンチャー」に関する名言
の名言・格言
学生や卒業したてで起業したいなどという人には、クソして寝てろと言いたいです。(覚書き|学校卒業後すぐ起業することを戒めた言葉。社会的な慣例や常識、人づきあいや働き方を学んでから起業せよという激励。卒業直後に起業するインターネットベンチャー社長に数多く会って、経営手法や考え方に危うさを感じた経験から出た言葉かもしれません)
の名言・格言
会社を経営するのに適齢期と言うものがあるとは思わない。だが経営の仕事を一人前にこなそうと思ったら、それなりの人生経験が求められるのは間違いないだろう。今の時代は20代30代でベンチャー企業の経営に乗り出す若い人も多いが、旺盛なチャレンジ精神は素晴らしいことだと思うものの、いささか心配になることがある。若い世代の人間ほど経験の価値を過小評価し、情報や知識があれば何でもできると思っている節があるからだ。
の名言・格言
どう利益を得ればいいのかはっきりわかっていませんでした。でも、運命だ。これに賭けてみようと思ったんです。【覚書き|Yahooの起業資金をベンチャーキャピタルに求めたときの発言。このわずか1年後に株式公開を果たすことになる。】
の名言・格言
自分で最後までやろうとしたら、ベンチャーは成功できません。モノを創造することとモノを売ることとでは、まったく別の能力を必要とするからです。自分ができないことは、どんどん他社に頼って楽になるべきです。いまのベンチャーを見ていると、研究開発も販売も自分でやろうとする。それでは大企業と競争になって最後は潰されるのがオチです。
の名言・格言
ベンチャーキャピタルが投資対象者に投げかける3つの質問 (1)なぜ起業したいのか? (2)いくら稼ぎたいのか? (3)いつまでに稼ぎたいのか?
の名言・格言
我々ベンチャーキャピタルの目的は、お金を増やすこと。うちのファンドの出資者の方は、出資したお金が何倍にもなって帰ってきてほしいわけです。その代表である私にとっては、投資したベンチャー企業が成長し、価値が増大して出資した額が増えるということが望ましい。だから同じように投資対象の会社もお金が欲しいと言ってくれるのが一番いいわけです。これは経営者として最低限必要な条件ですね。
の名言・格言
コアビジネスと、コアのすぐ周辺にあるビジネスと、さらにコアからもっと遠くの外辺ビジネスといったように、経営者は意識して区分し、投入する経営資源に強弱をつけなければなりません。コアから離れていくにしたがって、知識も少なく判断材料を欠くため、事業リスクは大きくなります。コアから最も遠いベンチャー企業への出資などは、投資額などの上限を抑えて全体のリスクを小さくすることが必要です。
の名言・格言
誰かとパートナーを組めば、あなたの行ける場所は無限に広がるが、それだけではなく、あなたには基盤も資金も必要ないのだ。ジョイントベンチャー(合弁事業とそのパートナー)を通して何にでもアクセスできるからだ。相手にあなたが必要としているものを提供すれば大きな見返りが得られると納得させることができさえすれば、どんなものでもあなたの自由にすることができる。
の名言・格言
朝礼でいつも「ベンチャーはアタマを使わなくてはいけない」と言っています。これは勉強しろといった意味ではありません。「明るく、楽しく、前向きに」の頭文字をとって、「ア・タ・マ」を使おうということです。
の名言・格言
悩みを解決できるということはニーズに直結しているということにほかならない。逆に言えば、何の悩みも解決できないベンチャーは、いずれ消えていく運命にあります。
の名言・格言
多くのインターンシップにみられるように人材育成だけを目的とすると、つくられた研修になりがちで、教育効果が低い。やはり、ビジネスにおけるイノベーションをめざし、起業家精神を身につけられるような環境で仕事をさせることが必要です。そのため、ベンチャー企業に学生を派遣してトップに近いポジションで仕事をさせるとか、大企業に派遣するなら社内ベンチャーや新規事業の立ち上げにかかわらせるようにしています。
の名言・格言
優れたベンチャーは新しい市場を生みだし、多くの人々に雇用機会を提供する。ベンチャー精神とは、無から有を創造することである。先手を取るから成功するものであって、後手、後手じゃ勝つわけがない。
の名言・格言
事業そのものをマネジメントする力も必要です。ベンチャー企業のように人的・物質的資源が足りない組織で事業をマネジメントした経験がある人。たとえばマーケティングの部署がある大企業なら、セールス部門のマネジャーはセールス領域に特化した仕事に集中できますが、人的資源の少ないベンチャーでは、セールス部門のマネジャーでも、マーケティングを含めてカバーすることもあります。そうした守備範囲の広い経験が評価される傾向にあります。
の名言・格言
医者になる、小説家になる、ベンチャー企業を興すなど、いろいろな夢を持つことは重要だ。しかし、その夢のために今すぐ会社を辞める必要はまったくない。働きながら新しいことを始めたいという場合には、リスクヘッジのため、クビになるまでは会社にしがみつけばいいと思う。会社から給料をもらいながら、新しいことが始められるように、ギリギリのところで折り合いをつけるのが賢い道だ。
の名言・格言
ベンチャーにとって必要な条件は、継続と運でしょうか?信じたことをやり続けることが大切だと考えていま。まさにACCESSはその言葉通りやってきました。継続のために必要なのは、夢を持つことだと思います。こういう世の中が来るはずだ、そのために自分は何ができるのだろうかと考えることです。
の名言・格言
僕は自分自身で世の中がどう変わっていくのかを想像するようにしています。さまざまなカンファレンスに参加したり、海外の雑誌や専門誌を読んで情報を仕入れたり、ベンチャーキャピタルに持ち込まれる新しい発想を聞いたり、コンサルタントと意見交換をしたりして、世界的な視野で、世の中がどう動いているのかを見ることが重要です。
の名言・格言
ビジネスはバーゲニング(駆け引き)でもある。単なる対話でうまくいくと思えば大間違いで、これには限界があるのだ。【覚書き|上記は日経産業新聞で読者のベンチャー企業経営者から受けた質問に対しての答えの一節。質問者が提携交渉の進め方で悩んでいることに対してのアドバイス。】
の名言・格言
失業者が出た場合、それを救済する責任は、むろん政府にありますが、IT時代においては民間が新しい産業を興し、つまりベンチャーですね。それによって新しい雇用を確保するべきだし失業者も自らのスキルを高めて、新しい労働市場に能力をかわれるようにしなければいけない。これがマーケットエコノミーであり、自己責任の原則です。
の名言・格言
「生産性を競う時代は終わった。これからは創造的な技術を競う時代である」と思ったんです。実際、米国では工場なんか持たなくても立派に会社を立ち上げている。国際的にもアライアンス(業務提携)を組み、お互いに補完しあいながら、一刻も早く市場にエントリーすることこそが、ベンチャー企業には大事ではないかと考えたんですね。