過去の名言から知り、今の生活に生かす

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「ダ・ヴィンチ」に関する名言

ケネス・クラーク

の名言・格言

ある種の機械の製作に関する疑問が最初にあった。次に、アルキメデスの影響ものもとに、動力学の第一の法則に疑問が出てきた。それから、風、雲、地球の年齢、世代、人間の心について、それまでに問われたことのなかった疑問が次々に出てきた。【覚書き:ダ・ヴィンチの手記を時系列で分析した結果についての発言】

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

レオナルド・ダ・ヴィンチはいつもノートを持ち歩いていた。アイデアや印象、観察したことを書き留めていた。彼の手記には、ジョークや小話、観察した事柄、尊敬する学者の考え、個人的な金銭の記録、手紙、家庭の問題についての反省、哲学的な思索や予言、発明の計画、解剖の取り決め、植物学、地質学、飛行装置、水、絵画などについていろいろ書き記されている。

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

歴史上の偉大な頭脳、たとえばチャールズ・ダーウィン、ミケランジェロ、マーク・トウェイン、レオナルド・ダ・ヴィンチといった人たちのノートのとり方は、たくさんのスケッチ、落書き、キーワードなどを枝を広げた樹木のような系統的な形で書き込むといったものだ。

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

私たちは誰でも、ダ・ヴィンチのように飽くことのない好奇心を持って生まれてくるのだが、いったん学校へ行きはじめるや否や、質問より答えの方が大切だと思い込まされてしまう。学校で教わるのは正しい答えを見つける能力であり、正しい答えとは権威ある人の答え、つまり教師の答えである。

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

あなたもダ・ヴィンチのようにノートや日記をつけることで好奇心を養うことができる。厚いノートか日記帳を手に入れよう。100円ショップで売っているようなものから、センスの良いデザインの高価なものまで、どんなものでも構わない。それをいつでもどこでも持って歩くこと。ダ・ヴィンチがしたように、疑問に思ったこと、観察したこと、洞察、ジョーク、夢、瞑想をノートに記録してみよう。

レオナルド・ダ・ヴィンチ

の名言・格言

もし、想像の動物を本物のように見せたければ、たとえば、ドラゴンを取り上げてみると、頭はマスチフかセッター、目はネコ、耳はヤマアラシ、鼻はグレーハウンド、ライオンの眉毛に老いた雄鳥の額、ミズガメの首を使うとよい。【覚書き:ダ・ヴィンチの短いレクチャー本「想像上の生き物を、本物のように作るために」の中の一節。ダ・ヴィンチは実際に生きたトカゲに部品をつけドラゴンを作り、友人たちを恐れおののかせたことがある】

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

かつて、不確かなことを受け入れる能力は、ダ・ヴィンチのような天才たちにだけ見られる性質だった。世界の加速度的な変化に伴って、ますます曖昧さは増大し、確実性という幻想を持ち続けることはいよいよ難しくなってきた。もはやあいまいさを受け入れて生きる能力は、私たちの日常生活に必要不可欠な能力になっている。

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

ダ・ヴィンチはたくさんの間違いを犯し、真実や美を追求していく中でひどい逆境を経験した。身に覚えのない責めを負い、権利を侵害され、追放され、自分の作品を理不尽にも破壊された。しかし、一番深刻な逆境は、時代の先を読みすぎたことからくる深い孤独感だったに違いない。

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

ダ・ヴィンチは継続的学習が重要だと知っていた。絶えず学習し続けることが、ダ・ヴィンチ精神の原動力だ。ほとんどの人たちにとって、あらゆる知識を習得するのは不可能だとしても、新しいことを学ぶことによってダ・ヴィンチ精神をより深く身につけることができる。

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

偉大な天才は、時には仕事をしない方がより多くのことを成すという考えを、あなたの上司は認めてくれないかもしれない。しかし、孵化はあなたの潜在的な想像力を現実のものとするために必要不可欠なものなのだ。問題を抱えたまま眠りにつき、朝起きると解決方法を思いついていた、という経験は誰にでもあるだろう。しかし、孵化が最も効果があるのは、ダ・ヴィンチのように夢中で仕事に打ち込む時間と休む時間を交互にとることだ。

押井守

の名言・格言

才能という言葉を人はよく口にする。才能だけでやっていける天才という人も、何億人かにひとりくらいはいるかもしれない。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロはそうだったのだろう。しかし、やはりそれは極めて稀にしか現れない特異な現象であって、僕もあなたも、少なくともそんな天才ではなさそうだ。

ジョルジョ・ヴァザーリ

の名言・格言

修道院長はレオナルドに休まずに絵筆を持ち続けて仕事を完成させるように頼んだ。彼にしてみれば、レオナルドが時には半日も思索にふけったりするのが不思議に思えたのだ。彼は、レオナルドに庭を耕す労働者のように、絵筆を離さず仕事をしてもらいたかったに違いない。【覚書き:修道院長=ダ・ヴィンチに最後の晩餐を依頼したサンタマリア・デル・グラーツィエの修道院長。上記は最後の晩餐制作中のダ・ヴィンチが急に休みを取った時のエピソード】

マイケル・ゲルブ

の名言・格言

ダ・ヴィンチの比類なき想像力の秘密は、異なる要素を関連付け、それを結び付けて一つの新しいパターンを作るという彼が生涯を通して行ったことにある。彼の多くの発明や設計は、自然界に存在する異なる形を想像力と遊び心で組み合わせて作ったものだ。彼が研究に寄せた真剣さや集中力は多大なものがあったが、同時に彼は冗談やなぞなぞが大好きで非常に遊び心が強かった。

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