過去の名言から知り、今の生活に生かす

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塚本幸一の名言・格言

人の心は日々、千変万化する。だが、喜怒哀楽や物事の大小にとらわれず、現在の自分でできるかできないかで判断する。そのためには正しい自分を常に知り続けなければならない。私が座右の銘とする「知己 自分自身を知る」とは、戦争から今日にいたるまでの体験から生まれ出た人生の取り組み方、また、そうありたいと願う私の願望の言葉でもある。

私にとって人生とは、自分自身を知るための日々なのだ。戦場で生き残り、天命によって生かされ、事業という第二の戦場で現在も戦い続けている私とはいったい何者なのか。自分の内面を見つめて、常に己を知ろうとしている。己は時には、対面する相手の言葉や表情にも表れる。自分が行っている仕事に対する周囲の反応から己が出てくる場合もある。

どのような危機の時も私はたじろがなかった。むろん解決に自信があったわけではない。どんなときも全身全力でぶつかってきた。私は信じていたのである。あの戦地の地獄の白骨街道を生き延びてきた自分には、52人の戦友の魂がついている。ここで倒れるわけにはいかない。また彼らが助けてくれぬはずがないと。

格好よく言えば、私は女性を美しくすることに生涯をささげてきた。まことに幸せな人生というべきだ。

この世に難関などない。難関というのは、あくまでも本人の主観の問題なのである。難関だと思っている自分があるだけだ。

どんな業界にあってもトップ企業は、リーダーとしての責任を負うべきだ。【覚書き:(社)日本ボディファッション協会を立ち上げた時の発言】

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