過去の名言から知り、今の生活に生かす

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原田泳幸の名言・格言

業績不振や不調の原因のひとつに、強みを忘れることがあります。家づくりに例えると、基礎工事が脆弱では、その上に建てる家も崩れてしまいます。企業の業績の向上はもちろん、人間としての成長も、強みの再確認によってもたらされます。

人材育成が最大の課題。あくまでも人材育成が最優先です。この順番を間違えると「質」が落ちて失敗してしまいます。

時間管理は手帳の使い方よりも、無駄な予定を入れないことにつきます。とくに、当社は午後6時以降残業は禁止。社長も例外ではないので、余計なことをやっている暇はありません。たとえば、何の準備もできていないのにとりあえず集まることが目的となっている定例ミーティングや、すでに決まっていることを確認するような会議。こういう予定は絶対に入れないようにしています。

一番厳しいときにこそ、自信を見せて、確信を見せて、ある意味では「ついてこい」というスタイルを採らざるをえない。

私は決して「プロ経営者」ではありません。「一番熱心な雇われ社長」です。熱心であることは自信を持っていえます。

既存市場を業界内で食い合うことに興味はありません。マクドナルドが新しい外食の市場をつくっていく。ここに信念と自信をもって取り組んでいます。

部下をやる気にさせる上司というのは、部下に対して「やるぞ!」と言えること。私自身サラリーマンになりたての技術者時代にそれを強く実感しました。リーダーが大きな目標を掲げるのは会社の中でこれだけのチャンスがあるんだと、社員に教えるためなんです。

やみくもに「やればできる」というのではなく「これはいけるぞ」という経験則に基づいたある程度の確信があるからこそ、リーダーは「やるぞ!」と言って、強いリーダーシップを発揮して部下を牽引できる。そもそも「できるわけない」ところにこそ、ビジネスや成長のチャンスがあるんですから。

私は上司と喧嘩をしたこともありましたが、やるべきことはちゃんとやって、その上で意見を言っていました。何もやらずに文句だけを言うのは一番駄目で、どうしようもないですね。私は失敗しても怒こらないけれど、やる気がない人に対しては怒ります。やる気というのはまわりの誰かがくれるものではない。自分自身の問題なんです。

転職するうえで注意することは、自分のキャリアを伸ばしていくための転職をすることです。上司が嫌だとか、そういった逃避型の転職は絶対に成功しない。どんな会社に入っても誰だって問題は抱えるものです。それはどこにでも付きまとう組織の課題であって、よその会社に行けば解決するだろうと思うのは大間違い。人間関係や仕事の質は、会社に関係なく自分で変えていかなければならないものです。

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