過去の名言から知り、今の生活に生かす

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八城政基の名言・格言

日本の企業形態そのものが根本の問題です。新卒後に就職した企業に定年まで勤め続ける人がほとんどのため、人材の流動性が見られません。そのため、新しいものの考え方や発想が出にくい。みんなが同じことを考え、同じことをしなければならない。チャレンジしても、その声は少数ゆえに消されてしまいます。

会社のためではなく、自分のために働かなければいけません。日本の社員はロイヤリティ(忠誠心)が高いと言われていますが、その社員を路頭に迷わせるような経営を企業はしているわけです。ですから、これまで日本型経営の優れた点とされてきたことを根本的に見直していく必要があると思います。

私は新入社員に4年ぐらい言い続けていることがあります。それは、この銀行に長くいる必要はないということです。ここにきて働く以上、毎日が自分にとってチャレンジであるようにと。新しいことを知り、知識を増やし、能力をつけなさい。その能力をもっと高く買ってくれるところがあたら、そこへ行ってもかまわないと。

日本企業は従業員経営ではなく、スローガン経営だと思います。従業員のために経営をしていると言いながら、業績を上げて、他社より高い給料を払うことはできない。それから、余剰人員をじっと抱えて、生産に貢献していない人たちの給料まで払わないといけないということは、一生懸命働いている人にとってはマイナスになります。しかし、それはあくまでも現象です。雇用の根本問題は労働の流動性がないことだと思います。

秩序と安定を大切にした日本社会が、いかにして変化を再生に生かしていくかが重要になってきます。あくまでも変化を避けて通ってはいけません。むしろ、みずからが変化を起こすくらいの気概を持つべきだと考えています。

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