過去の名言から知り、今の生活に生かす

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上杉謙信の名言・格言

心に物なき時は、心広く体豊かなり 心に我慢なき時は、敬愛失わず 心に欲なき時は、義理を行う 心に私なき時は、疑うことなし 心に驕りなき時は、人を敬う 心に誤りなき時は、人を畏(おそ)れず 心に邪見なき時は、人を育つる 心に貪りなき時は、人にへつらうことなし 心に怒りなき時は、言葉柔らかなり 心に堪忍ある時は、事を調(ととの)う 心に曇りなき時は、心静かなり 心に勇ある時は、悔やむことなし 心賎しからざる時は、願い好まず 心に孝行ある時は、忠節厚し 心に自慢なき時は、人の善を知り 心に迷いなきときは、人を咎めず

信玄の兵法に、のちの勝ちを大切にするのは、国を多くとりたいという気持ちからである。自分は国を取る考えはなく、のちの勝ちも考えない。さしあたっての一戦に勝つことを心掛けている。

人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならぬ。

手にする道具は得意とする業物でよい。飛び道具を使っても、相手が死ねば死だ。鉄砲で撃っても、小太刀で斬っても、敵を討ったことには変わりはない。 【覚書き:変心した城主と家来を誅殺したとき、謙信の部下が鉄砲と小太刀を使った。謙信の養子上杉景虎が「鉄砲は飛び道具で卑怯だ。小太刀を使った者の方が良い働きをした」と言ったのを聞いての一言。戦場では敵を倒すことが重要であり、使う武器の種類は重要ではないという趣旨の発言】

戦場の働きは武士として当然のことだ。戦場の働きばかりで知行(報酬)を多く与え、人の長(おさ)としてはならない。

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