修道院長はレオナルドに休まずに絵筆を持ち続けて仕事を完成させるように頼んだ。彼にしてみれば、レオナルドが時には半日も思索にふけったりするのが不思議に思えたのだ。彼は、レオナルドに庭を耕す労働者のように、絵筆を離さず仕事をしてもらいたかったに違いない。【覚書き:修道院長=ダ・ヴィンチに最後の晩餐を依頼したサンタマリア・デル・グラーツィエの修道院長。上記は最後の晩餐制作中のダ・ヴィンチが急に休みを取った時のエピソード】
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