私はずっとネガティブセールスマンだった。見込み客に「いらっしゃい。手に取ってみてください」と言う代わりに、「品質にこだわらないならば、うちの商品を選んでもらう必要はありません」と言うんだ。私見ながらこれが最も有効な販売方法だ。
そのころ私が抱き続けていた思いは、「ケンタッキー・フライドチキンは素晴らしい」という信念だった。レストランのオーナーにとっても素晴らしいし、とりわけそれを食べるお客にとって素晴らしいと。 【覚書き|ケンタッキー・フライドチキンを開始し、フランチャイズ加盟店勧誘の飛び込み営業していたときを振り返っての発言】